私を救い、神と一つ思いになるように、と

その御業のゆえに神を賛美せよ。
その大きな御力にふさわしく
神を賛美せよ。
詩篇150:2(独)

 

神の見えない性質、
それはこの方の永遠の力と神性ですが、
世界の創造以来、
被造物から見て
知ることができます。
ロマ書1:20(独)

 創世記32:23~32(33)
 マタイ5:38~48(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』7/18;火)

 

    ―――― α&ω  ――――

 

 聖書が啓示している神、天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)。
この方の、目に見えない性質、永遠の力と神性は、
世界が創造されたとき以来、
被造物に知られているのですね。
それで、私たちはこの方に賛美をささげます。
その御業(みわざ)にふさわしく。
その大きな御力にふさわしく。

 

 

 兄エサウから長子の権利、祝福を奪い、

その兄の怒りを避けて、母リベカの実家、
伯父ラバンのもとに身を寄せたヤコブ

 

ラバンの下で20年を過ごし、
そこで得た4人の妻と11人の息子、
その家族や財産を携え、
カナンの地を目指して帰って来ました。
 

しかし、
エサウが400人を引き連れて迎えに出て来ると聞き、
恐れました。
創世記に記されているその時の記事です。

 

 その夜、ヤコブは起き上がり、二人の妻と二人の女奴隷、
そして11人の子どもたちを連れ出し、
ヤボクの渡し場を渡った。
彼らを連れ出して川を渡らせ、
また自分が所有するものを渡らせた。

ヤコブが一人だけ後に残ると、
ある人が夜明けまで彼と格闘した。
その人はヤコブに勝てないのを見てとって、
彼のももの関節を打った。
ヤコブのももの関節は、
その人と格闘しているうちに外れた。
 

すると、その人は言った。
「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」
ヤコブは言った。
「あなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」
その人は言った。
「あなたの名は何というのか。」
彼は言った。
ヤコブです。」
その人は言った。
「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。
イスラエルだ。
あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」

 

ヤコブは願って言った。
「どうか、あなたの名を教えてください。」
すると、その人は
「いったい、なぜ、わたしの名を尋ねるのか。」と言って、
その場で彼を祝福した。

 

そこでヤコブは、その場所をペヌエルと呼んだ。
「私は顔と顔を合わせて神を見たのに、
私のいのちは救われた」という意味である。
彼がペヌエルを通り過ぎたころ、太陽が彼の上に昇ったが、
彼はもものために足を引きずっていた。
こういうわけで、イスラエルの人々は今日まで、
ももの関節の上の、腰の筋を食べない。
ヤコブが、ももの関節、腰の筋を打たれたからである。
     (新改訳では創世記32:22~32)

 

 

 イエスは言われます。
「『目には目を、歯には歯を』と言われていたのを
あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。
悪い者に手向かってはいけません。
あなたの右の頬を打つ者には左の頬も向けなさい。
 

あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、
上着も取らせなさい。
あなたに1ミリオン(約1,500m)行くように
強いる者がいれば、一緒に2ミリオン行きなさい。

求める者には与えなさい。
借りようとする者に背を向けてはいけません。

『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』
と言われていたのを、あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。
自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
天におられるあなたがたの父の子どもになるためです。
父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、
正しい者にも正しくない者にも
雨を降らせてくださるからです。

自分を愛してくれる人を愛したとしても、
あなたに何の報いがあるでしょうか。
取税人でも同じことをしているではありませんか。
また、自分の兄弟にだけあいさつをしたとしても、
どれだけまさったことをしたことになるでしょうか。
異邦人でも同じことをしているではありませんか。
 

ですから、あなたがたの天の父が完全であるように、
完全でありなさい。」(マタイ5:38~48)

 

 

 私たちも、ヤコブのように神にしがみつき、離さないで、
祝福を受け取るのですね。
そして、御子イエスによってなしてくださった
神の大きな愛の御業(みわざ)、救いと
神の子として、【父である神】と思いを一つにして、
神がしようと思われることをしていく
新しい生き方をいただき、感謝と賛美を献げるのですね。

 

エスを通して来てくださる【聖である霊】と呼ばれる方は、
私たちの心にも、
右の頬(ほお)を打つ者には左の頬も向け、下
着を取ろうとする者に上着も与え、
1㎞行くよう強いる者とともに2㎞行ってやり、
敵を愛し、迫害する者のために祈る
【父である神】の御思いを置いてくださり、
私たちが【父】と思いを一つにして生きるように
してくださるのですから。

今日も。

 

      ~~~~~~~~~~~~~~ 


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