3・1独立運動100周年記念行事参加ツアー報告（１）

　　　　　　　「日韓親善宣教プライベートニュース第126号」（2020年7月23日発行）より

日韓親善宣教協力会委員河成海　　　
河師写真(小3）_image

（日韓親善宣教協力会では、韓国、3・1独立運動100周年行事に参加、研修と謝罪を行いました。）

日程：2019 年2 月6日(火)～3 月1 日(金)

参加：日本から、尾山令仁日韓親善宣教協力会会長はじめ12 名。

　　　現地合流、5名ほど。

《第１日目》

・金浦空港着、セエデン教会のバスで、約１時間、
　タプコル公園着、
　１919年3月から韓国全土で行われた「３・１独立運動」が

　最初に始まった場所がこのタプコル公園である。
　平島先生が詳細に説明してくださった。

　　　　　　　　　（ここで、独立宣言が読み上げられた……、）

　　　　　　　　　　　　　　　　（独立宣言のレリーフ）

・5時50分から感謝の礼拝。
　遠藤師の奨励

《第２日目》

・早天礼拝 5時30分から約40分間、ヨンドン教会。

　ソウル日本人教会はここから始まったという。
　約60名くらい。大体に男性が多い。

・堤岩里にある堤岩教会（チエアム教会）訪問。
　1919年4月15日、堤岩里の村で、
　日本軍により、礼拝堂と全村が焼き払われた。
　礼拝堂の中に閉じ込めた21人の男性と２人の女性が
　虐殺されるという事件が起こった。

　　　　（三・一運動殉国記念塔の前で。吉田宣教師の説明を聞く。）

・引退牧師である姜信範牧師の挨拶とお話

・尾山令仁師の謝罪の言葉
　 1968年、堤岩教会会堂再建のための募金活動を開始。
　一千万円が集まった。
　それで1970年に会堂が建て替えられ、謝罪の一歩がなされた。
　
　この傷が癒されない人が一人でもいる限り、
　謝罪を続けていかなければならない。
　加害者は自分のやったことをすぐに忘れてしまう。
　被害者はいつまでも憶えている。
　加害者が謝罪を続けていくしかない。
　
　それに続いて、参加者全員で膝をかがめて謝罪をした。

　謝罪の時はいつも必ずハングルで書いた謝罪の横断幕を掲げた。

・華城（ファソン）市訪問、市長と面談。

　市長は、これは本来は国と国との事柄だが、
　こういう民間人が来てくれたことはありがたい、とあいさつされた。

・セエデン教会見学。
　この教会は信徒３万人。
　教会というより大きなビルである。
　30年でここまで大きくなったという。

・本間尊広師の講演。多くの信徒が集まっている。

　「日本人が見る韓国の近代的意義」について、韓国語で話された。
　　３・１運動は世界の帝国運動に影響を与え、
　　韓国内だけでなく、民族運動となっていった。
　　　

・夕食セエデン教会でご馳走になった。
　その後セエデン教会蘇牧師から、伝道方策について話があった。

・水曜礼拝（夜）において

　
尾山牧師の説教と謝罪のことば。
　和解が必要です。
　国と国、民族と民族の対立は毎日ニュースになっている。
　加害者はすぐに忘れるが、被害者は憶えている。
　加害者が償いの謝罪をしなければならない。
　そうすることによって和解が成り立つ。
　和解が成り立った時、大きな信仰が与えられ、神の栄光が現わされる。
　主よ。あなたの喜ばれることをさせてください。
　あなたがしようとしていることをさせてください。

・一同講壇に上がって謝罪を表明。
　　　　　　　　　　　（第3日目に続く）

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　　　　　　神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、　　

　　　　　　また和解の務めを私たちに与えてくださいました。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　(Ⅱコリント 5:18)　　　　

　ソウル日本人教会

教会ウェブサイト：
http://j-ch-seoul.link/(日本語)

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日韓親善宣教協力会

（会長飯塚俊雄東京若枝教会牧師）

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