ボアズとルツのように

義は命へと導く。
しかし悪を追求することは
死へと導く。
箴言11:19(ドイツ語聖書)

 

義に飢え渇く者は幸いです。
その人たちは
満ち足りるからです。
マタイ5:6

 

 ルツ記4:7~12
 創世記12:10~20(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句1/25;水)

 

    ―――― ☆  ―――― 

 

 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)との正しい関係、
この方の創造の目的に合った関係を求めていくなら、
生きる者となるというのですね。
永遠のいのちの関係の中を。

 

しかし、創造の目的から「的外れ」になっている、
自分の理性による善悪の判断を実現していく道は、
死を目指している道のようです。

 

この方、神である【主】との
あるべき関係になっていない自分を知って、
この方と思いを一つにし、心を一つにして生きることに
飢え渇いているものは、
満ち足りるようにしていただける、とイエスは言うのですね。

 


この方、天の神、【主】は、

イスラエル人の家系を大切に思っておられるようです。
家系が絶えてしまったり、その家の相続地が
他の人に移ってしまったりすることがないよう、
「買戻し」の制度を定められました。

 

申命記25:23~25には、次のように記されています。

「土地は、買い戻しの権利を放棄して売ってはならない。
土地はわたし(神)のものである。
あなたがたは、
わたしのもとに在留している寄留者だからである。

 

あなたがたが所有するどの土地においても、
土地を買い戻す権利を認めなければならない。
もしあなたの兄弟が落ちぶれて、
その所有地を売ったときは、
買い戻しの権利のある近親者が来て、
兄弟が売ったものを買い戻さなければならない。」

 

 

イスラエルに王が立つ前の頃のこと、
ユダの町、ベツレヘムの人ボアズは、
隣国、モアブからベツレヘムに帰って来たエリメレクの妻、
ナオミとその嫁ルツから買い戻しの行使を申し出られ、
モーセの律法に定められている買い戻しの権利を行使して
エリメレクの畑を買い戻し、
エリメレクの名が続くようにしようと
その申し出を受け入れました。

 

しかし、自分よりももっと近い親戚がいて、
その人のほうに買い戻しの権利があるので、
その親戚の人に買い戻しをするよう交渉しました。
ルツ記にはその時のことを次のように記しています。

 

ボアズは、その買い戻しの権利のある親類に言った。
「モアブの野から帰って来たナオミは、
私たちの身内のエリメレクの畑を売ることにしています。
私はそれをあなたの耳に入れ、
ここに座っている人たちと私の民の長老たちの前で、
それを買ってくださいと言おうと思ったのです。

もし、あなたがそれを買い戻すつもりなら、
それを買い戻してください。
けれども、もし、それを買い戻さないのなら、
私にそう言って知らせてください。
あなたを差し置いてそれを買い戻す人はいません。
私はあなたの次です。」

 

彼は言った。
「私が買い戻しましょう。」
ボアズは言った。
「あなたがナオミの手からその畑を買い受けるときには、
死んだ人の名を相続地に存続させるために、
死んだ人の妻であったモアブの女ルツをも
引き受けなければなりません。」

 

するとその買い戻しの権利のある親類は言った。
「私には、
その土地を自分のために買い戻すことはできません。
自分自身の相続地を
(そこ)なうことになるといけませんから。

 

私に代わって、あなたが買い戻してください。
私は買い戻すことができません。」

 

イスラエルでは、買い戻しや権利の譲渡をする場合、
すべての取り引きを有効にするために、
一方が自分の履き物を脱いで、
それを相手に渡す習慣があった。こ
れがイスラエルにおける認証の方法であった。

 

それで、この買い戻しの権利のある親類はボアズに、
「あなたがお買いなさい」と言って、自分の履き物を脱いだ。
 

ボアズは、長老たちとすべての民に言った。
「あなたがたは、今日、私がナオミの手から、
エリメレクのものすべて、キルヨンとマフロンのものすべてを
買い取ったことの証人です。

また、死んだ人の名を相続地に存続させるために、
私は、マフロンの妻であったモアブの女ルツも買って、
私の妻としました。
死んだ人の名を、その身内の者たちの間から、
またその町の門から絶えさせないためです。
今日、あなたがたはその証人です。」

 

門にいたすべての民と長老たちは言った。
「私たちは証人です。
どうか、【主】が、あなたの家に嫁ぐ人を、
イスラエルの家を建てたラケルとレアの二人のように
されますように。

 

また、あなたがエフラテで力ある働きをし、
ペツレヘムで名を打ち立てますように。
 

どうか、【主】が
この娘を通してあなたに授ける子孫によって、
タマルがユダに産んだペレツの家のように、
あなたの家がなりますように。」(ルツ記4:3~12)

 

 

 このようにして、神との正しい関係を求めるボアズと
異邦人であるモアブの女でありながら、
「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です」と、
義母ナオミから離れようとしなかったルツの子孫から、
ダビデ王が、
 

そして、そのダビデの子孫のマリアの胎を通して
エスが生まれることになったのですから。

 

私たちも、神である【主】とのあるべき関係、
エスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方によって、
【父である神】の御思いを心に置いていただいて、
一つ思いになって生きる生き方に飢え渇いて。

今日も。

 

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