ユダヤ人と異邦人、男と女なくしていただいて

ルツは言った：
あなたを捨て、あなたに背を向けて
帰るように仕向けないでください。
あなたの住むところに私も住みます。
あなたの民は私の民、
あなたの神は私の神です。ルツ記1：16

ユダヤ人もギリシャ人もありません。
奴隷も自由人も、男も女もありません。
あなたがたは皆キリスト・イエスにあって
一つだからです。ｶﾞﾗﾃﾔ書3：28

　Ⅰｺﾘﾝﾄ14：26～33
　ﾙｶ13：1～9（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』10/21；木）

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　ルツはモアブの女性、異邦人でした。
しかし、夫を亡くし、二人の息子も亡くして
モアブの地からユダの地に帰ろうとする
姑しゅうとめナオミから離れようとはせず、
「あなた（ナオミ）の民は私の民、
あなた（ナオミ）の神は私の神」と告白して姑のナオミとともに
ユダの地、ベツレヘムへやって来たのですね。

そして、異邦人でありながら
ダビデ王の曾祖母そうそぼ（ひいおばあさん）として、
イエスの系図に名を連ねることになりました。

　そのように、イエスに信頼し、イエスの救いを受け取り、
イエスの中に自分の存在を置くようになった者にとっては、
もう、ユダヤ人（神の民）とギリシャ人（異邦人の代表としての）
の区別はなくなっているのだそうです。
イエスの中にいる者として、一つにされているのですから。

　その、イエスの中で一つにされている者の在り方について、
パウロは書いています。
「あなたがたが集まるときには、それぞれが賛美したり、
教えたり、啓示を告げたり、
異言いげんを話したり、解き明かしたりすることができます。
そのすべてのことを、成長に役立てるためにしなさい。

だれかが異言いげんで語るのであれば、二人か、多くても三人で
順番に行い、一人が解き明かしをしなさい。
解き明かす者がいなければ、教会では黙っていて、
自分に対し、また神に対して語りなさい。

預言する者たちも、二人か三人が語り、
ほかの者たちはそれを吟味しなさい。
席についている別の人に啓示が与えられたら、
先に語っていた人は黙りなさい。
だれでも学び、だれでも励ましが受けられるように、
だれでも一人ずつ預言することができるのです。
預言する者たちの霊は預言する者たちに従います。
神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。」（Ⅰｺﾘﾝﾄ14：26～33）

　イエスは言われました。突然の、
思いがけない災難に遭った人がいても、
その人たちが特別に罪深かったからというわけではない。
あなたがたも悔い改め（神に立ち返ら）なければ
同じように滅びます、と。

　さらに言われました。
ぶどう園に植えられたいちじくの木、
何年か待ったが実を結ばない。

ぶどう園の主人は言う。
「切り倒してしましなさい。
何のために土地まで無駄にしているのか。」

しかし、番人は答えた。
「ご主人様。どうか、今年もう一年
そのままにしておいてください。
木の周りを掘って、肥料をやってみます。
それでも来年、実を結ばないようでしたら、
切り倒してください。」（ﾙｶ13：1～9）

　そのように、今は、
一年の猶予が与えられている期間のよう、なのだそうです。

突然の、突発的な災難に遭った人たちのことを通しても、
神は私たちに、神に立ち返って、実を結ぶ者になるように、
と思っていてくださるのだそうですから。

　私たちもイエスに対して、
「あなたの住むところに私も住みます。
あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です」と告白し、
イエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方の働きを受けて、
その働きの結果が現れる者へと。

今日も。

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