地の上では、平和があるように、と

彼は
諸国の民に平和を命じる。
ゼカリヤ書9:10

 

「いと高きところでは、
神の栄光があるように。
地の上では、み心にかなう人々に
平和があるように。
ルカ2:14

 ルカ2:1~20
 マタイ1:18~25(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句12/24;土・聖夜) 

    ―――― ☆  ――――

 

 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
預言者ゼカリヤを通して言われます。

 

「娘シオンよ、大いに喜べ。
エルサレムよ、喜び叫べ。
見よ、あなたの王があなたのところに来る。
義なる者で、勝利を得、
柔和な者で、ろばに乗って。
雌ろばの子である、ろばに乗って。
 

わたしは戦車をエフライムから、
軍馬をエルサレムから絶えさせる。
戦いの弓も絶たれる。
彼は諸国の民に平和を告げ、
その支配は海から海へ、
大河から地の果てにいたる」(ゼカリヤ9:9~10)と。

 

 

 【御子である神】が、【父である神】の御思いを受けて、
やがて、ろばの子に乗ってエルサレム入城される
柔和な王として人の世に来られた時の様子を、
ルカは次のように記しています。


そのころ、
全世界の住民登録をせよという勅令(ちょくれい)
(ローマ)皇帝アウグストウスから出た。
これはキリニウスがシリアの総督であったときの、
最初の住民登録であった。
 

人々はみな登録のために、
それぞれ自分の町に帰って行った。
ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、
ガリラヤの町ナザレから、
ユダのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
身重になっていた、いいなずけの妻マリアとともに
登録するためであった。

 

ところが、彼らがそこにいる間に、
マリアは月が満ちて、男子の初子(ういご)を産んだ。
そして、その子を布にくるんで、飼い葉桶に寝かせた。
宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

 

さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、
羊の群れの夜番をしていた。
すると、主の使いが彼らのところに来て、
主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。
 

御使いは殻らに言った。
「恐れることはありません。
見なさい。私は、この民全体に与えられる、
大きな喜びを告げ知らせます。
今日ダビデの町で、
あなたがたのために救い主がお生まれになりました。

この方こそ主キリストです。
あなたがたは、
布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。
それが、あなたがたのためのしるしです。」

 

すると突然、その御使いと一緒に
おびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。
「いと高き所で、神に栄光があるように。
地の上で平和が、御心にかなう人にあるように。」

 

御使いたちが彼らから離れて天に帰ったとき、
羊飼いたちは話し合った。
「さあ、ベツレヘムまで行って、
主が私たちに知らせてくださった
この出来事を見届けて来よう。」

 

そして急いで行って、マリアとヨセフと、
飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた。
それを目にして羊飼いたちは、
この幼子について自分たちに告げられたことを知らせた。
聞いた人たちはみな、羊飼いたちが話したことに驚いた。
 

しかしマリアは、これらのことをすべて心に納めて、
思い巡らしていた。
羊飼いたちは、
見聞きしたことがすべて御使いが話したとおりだったので、
神をあがめ、賛美しながら帰って行った。(ルカ2:1~20)

 

 

 このイエス誕生の様子を、マタイは、
マリアの婚約者ヨセフ立場から記しています。


イエス・キリストの誕生は、次のようであった。
母マリアはヨセフと婚約していたが、
二人はまだ一緒にならないうちに、
聖霊によって身ごもっていることが分かった。

 

夫のヨセフは正しい人で、
マリアをさらし者にしたくなかったので、
ひそかに離縁しようと思った。

彼がこのことを思い巡らしていたところ、
見よ、主の使いが夢に現れて言った。
ダビデの子ヨセフよ、
恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。
その胎に宿っている子は聖霊によるのです。
マリアは男の子を産みます。
その名をイエスとつけなさい。
この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」

 

このすべての出来事は、
主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。


「見よ、処女が身ごもっている。
そして男の子を産む。

その名はインマヌエルと呼ばれる。」
それは、訳すと
「神が私たちとともにおられる」という意味である。
 

ヨセフは眠りから覚めると
主の使いが命じられたとおりにし、
自分の妻を迎え入れたが、
子を産むまでは彼女を知ることはなかった。
そして、その子の名をイエスとつけた。(マタイ1:18~25)

 

 

このような、不思議な誕生をしたイエスが、
今度は王として来られて、諸国の民に
平和を命じられるのだそうですから。
 

すべての王たち、大統領と呼ばれる人たちも、
これに従うのですね。
 

私たちも、「地の上では、
御心にかなう人々に平和があるように」と願いながら。

今日も。

 

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