知恵ある者らしく、この地上での旅の機会を、充分に生かして

私は地では旅人です。詩119：19

ですから、自分がどう歩んでいるか、
こまかく注意を払いなさい。
知恵のない者としてではなく、
知恵のある者として、
機会を十分に生かしなさい。ｴﾌｪｿ書5：15～16

　ﾏﾀｲ3：7～12
　ｾﾞｶﾘﾔ書9：9～12（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』12/14；火）

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　使徒パウロは言うのですね。
自分がどう歩んでいるのか、注意するように、と。

この世を自分の本国とし、
この世だけが生きる場所だと思う、
知恵のない者の生き方ではなく、
天の故郷を目指す、
この世では旅人である生き方をしているかどうかを。

私たちは、生きていて、
今、着ているからだを霊のからだに変えられてか、
死んで、新しい霊のからだを着せていただいてか、
いずれにしても、
イエスのさばきの座の前に立つことになるのですから。

イエスは、農夫が、脱穀を終わったとき、
自分の脱穀場を隅々まで掃ききよめ、
麦を集めて倉に納め、麦の殻は火で焼き尽くすように、
麦の実と麦の殻を取り分け、
麦は倉に納め、
殻は消えない火で焼き尽くされるのだそうですから。

　イエスは、私たちの身代わりとなり、
ご自分のいのちを【父である神】の御前に差し出し、
十字架刑での処刑を受けられ、アリマタヤのヨセフが自分のために掘っておいた墓に納められましたが、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しい霊のからだに復活され、
40日にわたって何度も弟子たちに現れ、
ご自分が確かに生きていることを見せ、
神の国のことを語った後、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、雲に迎えられ、
天の、【父である神】の右の座の位に着かれたのだそうです。

そして、バプテスマのヨハネが伝えているとおりに、私たちに
【聖である霊】と呼ばれる方をお遣わしくださるのだそうです。

この方によって、私たちの心に
【父である神】の御思いを置いてくださって、
私たちのうちに【父である神】の御思いがあるようにし、
私たちが、【父である神】と思いを一つにし、一つ心になって、
【父である神】の御思いを実行するようにしてくださって。（ｴﾚﾐﾔ31:31～34、ｴｾﾞｷｴﾙ36:25～28、ﾖﾊﾈ17:：21～23）

　イエスが審判をされるその日には、この世という旅の中で、
その、【聖である霊】と呼ばれる方の働きの現れ、
【父である神】の御思いが実現するという「実」が
あるのかどうかが問われるようです。

だから、この世での旅の歩み方に細かく注意を払うように、と。
このイエスについては、イエスが来られる500年以上前の
ゼカリヤの預言にも記されています。

「娘シオンよ、大いに喜べ。
娘エルサレムよ、喜び叫べ。
見よ、あなたの王があなたのところに来る。
義なる者で、勝利を得、
柔和な者で、ろばに乗って、
雌ろばの子である、ろばに乗って。