韓国 <3・1節について>
韓国の地より
<3・1 節について>
日韓親善宣教協力会派遣宣教師
ソウル日本人教会牧師 吉田耕三
韓国の春は「3・1 節」から始まると言われています。
1.「3・1 節」は韓国の祝祭日の中で最も多くの国旗がひらめく日
これを見ても
この日が国民からいかに愛され重んじられているかがわかります。
1919 年 3 月 1 日に独立運動を全国的に展開した記念日として
「3・1 節」が定められています。
1910 年に軍国日本は韓国を武力侵略し国権を強奪、
朝鮮総督府は民族抹殺政策の下、
この日が国民からいかに愛され重んじられているかがわかります。
1919 年 3 月 1 日に独立運動を全国的に展開した記念日として
「3・1 節」が定められています。
1910 年に軍国日本は韓国を武力侵略し国権を強奪、
朝鮮総督府は民族抹殺政策の下、
2.日韓の葛藤はなぜ収まらないのか(加害者側の無知と傲慢による)
まさに国交回復交渉の始めから「ボタンの掛け違い」は始まっており、
日本側は竹島や韓国併合も閣議決定だからと言って強引に正当化し、
韓国側はとんでもない言語道断もはなはだしいと猛反発。
65 年当時,経済協力資金として
有償無償合わせて 5 億ドルが韓国側に渡っていますが、
武力侵略や残虐行為、
15 万から20 万人もの慰安婦として駆り出された少女たちへの
国家的強姦罪等々の残虐政策に対する謝罪や遺憾表明はおろか,
個人補償の道も閉ざされたままです。
日本側のかたくなで無知・傲慢な態度が改められない限り、
葛藤が収まることは望めないでしょう。
日本側は竹島や韓国併合も閣議決定だからと言って強引に正当化し、
韓国側はとんでもない言語道断もはなはだしいと猛反発。
65 年当時,経済協力資金として
有償無償合わせて 5 億ドルが韓国側に渡っていますが、
武力侵略や残虐行為、
15 万から20 万人もの慰安婦として駆り出された少女たちへの
国家的強姦罪等々の残虐政策に対する謝罪や遺憾表明はおろか,
個人補償の道も閉ざされたままです。
日本側のかたくなで無知・傲慢な態度が改められない限り、
葛藤が収まることは望めないでしょう。
3.「3・1 運動」から学ぶこと(日本の福音化を示唆)
1919 年の 3・1 運動当時、韓国の人口は 2500 万人、
クリスチャン人口は約 20 万人、
つまり人口の 1% に満たないキリスト者が中心となって、
全国的な規模の「3・1 独立運動」を戦ったのです。
これはやはり1%に満たない日本のキリスト者が
1 億 2 千万人を福音化するのは不可能に見えるかもしれませんが、
でも、み言葉は約束しています。→エレミヤ 2:19、5:1。
クリスチャン人口は約 20 万人、
つまり人口の 1% に満たないキリスト者が中心となって、
全国的な規模の「3・1 独立運動」を戦ったのです。
これはやはり1%に満たない日本のキリスト者が
1 億 2 千万人を福音化するのは不可能に見えるかもしれませんが、
でも、み言葉は約束しています。→エレミヤ 2:19、5:1。
主を恐れ、真実を求める一人の聖徒の祈りがある限り可能だと!
4.謝罪運動の象徴でいらっしゃる尾山令仁師
日韓親善宣教協力会々長の尾山令仁師は、
3・1 独立運動の嵐の中で起こった堤岩教会焼き打ち事件を,
3・1 独立運動の嵐の中で起こった堤岩教会焼き打ち事件を,
日本の 36 年に及ぶ韓国侵略統治の象徴的残虐行為と位置付けられ、
堤岩教会焼き打ち事件謝罪再建委員長として半生を打ち込まれ、
堤岩里に和解の金字塔を打ち立てられました。
私たちの宣教協力会は、
尾山師のこの尊い和解の働きを継承し拡大して行く
責任と使命が与えられています。
まことに重大なことです。
堤岩教会焼き打ち事件謝罪再建委員長として半生を打ち込まれ、
堤岩里に和解の金字塔を打ち立てられました。
私たちの宣教協力会は、
尾山師のこの尊い和解の働きを継承し拡大して行く
責任と使命が与えられています。
まことに重大なことです。
〔尾山師の謝罪・再建委員会によって献堂された和解の教会聖地。
手前に咲く花は韓国国花むくげの花〕
5.堤岩里のサンタさん
堤岩里における日韓の隠れた和解の働きは、
一人の平信徒の方によって今も続けられています。
兵庫県のある高校の先生は
1985 年に初めて堤岩里(部落)を訪れ、
それ以来、子供好きな先生は毎年クリスマスが近づきますと、
教会学校の子供たちに沢山のお菓子や学用品を送ったり、
時には贈り物をもって自らサンタの服を着てサンタクロースになり、
子供たちは大喜びです。
こうして 36 年間(2021年現在)、
今やこの教会の客員会員となって
教会員一人一人を愛し麗しい交わりを続けておられます。
ハレルヤ!
一人の平信徒の方によって今も続けられています。
兵庫県のある高校の先生は
1985 年に初めて堤岩里(部落)を訪れ、
それ以来、子供好きな先生は毎年クリスマスが近づきますと、
教会学校の子供たちに沢山のお菓子や学用品を送ったり、
時には贈り物をもって自らサンタの服を着てサンタクロースになり、
子供たちは大喜びです。
こうして 36 年間(2021年現在)、
今やこの教会の客員会員となって
教会員一人一人を愛し麗しい交わりを続けておられます。
ハレルヤ!
神は、キリストによ って、私たちをご自 分と和解させ、
また 和解の務めを私たち に与えてくださいま した。
(Ⅱコリント 5:18)
「日韓親善宣教ニュース 」第128号(2021年3月1日発行)より
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