まわりの人たちが、知って、伝えるようになるのだそうです

あなたがたの周りに残された諸国民は、
知るようになる。
わたしこそが、破壊されたところを建て、
荒廃させられたところに植え付けた
主であることを知る。ｴｾﾞｷｴﾙ書36：36

キプロス島やキレネから来た者たちが
アンティオケへ行き、ギリシャ人たちに、
主イエスの福音を告げ知らせた。
主の御手により、多くの者たちが信じて
主に立ち帰った。使徒11：20～21

　ﾏﾀｲ7：21～27（28～29）
　Ⅰﾃｻﾛﾆｹ1：1～10（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』11/15；月）

　　　　　――――　☆ ――――

　私たちの周りの人たちも知るようになるのですね。
天の神、【主】、この方が私たちの破壊されたところを建て直し、
荒廃したところを繁栄にかえてくださった方だ、と。

　最初の殉教者となったステパノが石打の刑にされたことから
起こった迫害によって、
エルサエムにいたイエスを信じた人たちは散っていきました。
けれども彼らは、ユダヤ人以外の人には、
だれにもイエスのことを伝えなかったのだそうです。

しかし、シリアのアンティオケに来た人たちが、
ギリシャ語を話す人たち（異邦人）に語りかけ、
主イエスの「良い知らせ」を宣べ伝えたのだそうです。
そして、主の御手が彼らとともにあったので、
大勢の人が信じて主イエスに立ち帰りました。

　イエスは言われました。
「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな、
天の御国に入るのではなく、
天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。
その日には多くの者がわたしに言うでしょう。
『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言し、
あなたの名によって悪霊を追い出し、
あなたの名によって多くの奇跡を行ったではありませんか。』

しかし、わたしはそのとき、彼らにはっきり言います。
『わたしはお前たちをまったく知らない。
不法を行う者たち、わたしから離れて行け。』

ですから、わたしのこれらのことばを聞いて、
それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に
たとえることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、
家は倒れませんでした。
岩の上に土台が据えられていたからです。

また、わたしのこれらのことばを聞いて、
それを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた
愚かな人にたとえることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、
風が吹いてその家に打ち付けると、倒れてしまいました。
しかもその倒れ方はひどいものでした。」（ﾏﾀｲ7：21～27）　

　使徒パウロは、テサロニケにいるイエスを信じる人たちに
書き送っています。
「イエスについての「良い知らせ」は、
ことばだけでなく、力と聖霊と強い確信を伴って
あなたがたに届きました。
あなたがたも多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもって
みことばを受け入れ、私たちに、
そして主イエスに倣ならう者となりました。

その結果、主のことばがあなたがたのところから出て、
マケドニアとアカイアに響き渡っただけでなく、
神に対するあなたがたの信頼が、
あらゆる場所に伝わっています。

人々自身が私たちのことを知らせています。
私たちがどのようにしてあなたがたに受け入れてもらったか、
また、あなたがたがどのように人が造り出した神々から
生けるまことの神に立ち返って、この神に仕えるようになり、
御子である神、イエスが天から来られるのを待ち望むように
なったかを、知らせているのです。

この御子こそ、
【父である神】が死者の中からよみがえらせた方、
やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエスです」と。（Ⅰﾃｻﾛﾆｹ1：5～10）　

私たちの周りでも、人々が
私たちのことを伝えることになるのだそうです。
どのようにして生けるまことの神に立ち返り、
仕えるようになったかを。

また、御子イエスが天から来られるのを
待ち望むようになったかを。

今日も。

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