神の御手の業の一つ一つを思い起こしながら
私は過ぎ去った日々を思い起こし、
あなたの行ったことを
一つ一つ思い返し、
数々の御手の業(わざ)について
物語ります。詩143:5
マリアは言った:
主は慈しみを忘れず、
その僕(しもべ)イスラエルを
助けてくださいます。
私たちの先祖に語られたとおり、
アブラムとその子孫に対して
とこしえに。ルカ1:54、55
Ⅰテサロニケ2:13、14(15、16)17~20
ヨハネ14:15~21(通読箇所)
(ローズンゲン『日々の聖句』3/24;木)
―――― ☆ ――――
私たちも、聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)が、
私たちにしてくださったことの一つ一つを思い返し、
その一つ一つに思いをめぐらし、語り告げるのですね。
マリアが、まだ男を知らない身で、男の子を産むとの
御告げを天使ガブリエルから受け、
神の恵みによって老年になってから身ごもった
親戚のエリサベツを訪ねたとき、
エリサベツから「あなたは女の中で最も祝福された方。
あなたの胎の実も祝福されています。
私の主の母が私のところに来られるとは、
どうしたことでしょう。
あなたのあいさつの声が
わたしの耳に入った、ちょうどそのとき、
私の胎内で子どもが喜んで踊りました。
主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、
幸いです」との挨拶を受けたとき、
マリアは賛美して言いました。
「主はあわれみを忘れずに、
そのしもべイスラエルを助けてくださいました。
その父祖たちに語られたとおり、
アブラハムとその子孫に対するあわれみを
いつまでも忘れずに」と。
パウロは書き送っています。
「こういうわけで、私たちもまた、
絶えず神に感謝しています。
あなたがたが、
私たちから聞いた神のことばを受けたとき、
それを人間のことばとしてではなく、事実そのとおり
神のことばとして受け入れてくれたからです。
この神のことばは、
信じているあなたがたのうちに働いています。
兄弟たち、私たちは、
しばらくの間あなたがたから引き離されていました。
とは言っても、顔を見ないだけで、
心が離れていたわけではありません。
そのため、あなたがたの顔を見たいと、
なおいっそう切望しました。
それで私たちは、あなたがたのところに行こうとしました。
私パウロは何度も行こうとしました。
しかし、サタンが私たちを妨げたのです。
私たちの主イエスが再び来られるとき、
御前で私たちの望み、喜び、誇りの冠となるのは、
いったいだれでしょうか。
あなたがたではありませんか。
あなたがたこそ私たちの栄光であり、
喜びなのです。」(Ⅰテサロニケ2:13,14、17~20)
十字架刑での死を明日に控えた最後の夕食の席で、
イエスは続けて言われます。
「もしわたしを愛しているなら、
あなたがたはわたしの戒め(ことば)を守るはずです。
そしてわたしが父にお願いすると、
父はもう一人の助け主をお与えくださり、
その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるように
してくださいます。
この方は真理の御霊です。
世はこの方を見ることも知ることもないので、
受け入れることができません。
あなたがたは、この方を知っています。
この方はあなたがたととものおられ、
また、あなたがたのうちにおられるようになるのです。
わたしはあなたがたを捨てて孤児にはしません。
あなたがたのところに戻って来ます。
あと少しで、世はわたしを見なくなります。
しかし、あなたがたはわたしを見ます。
わたしが生き、あなたがたも生きることになるからです。
その日には、わたしが父のうちに、
あなたがたがわたしのうちに、
そしてわたしがあなたがたのうちにいることが、
あなたがたに分かります。
わたしの戒めを保ち、それを守る人は、
わたしを愛している人です。
わたし愛している人はわたしの父に愛され、
わたしもその人を愛し、
わたし自身をその人に現わします。」(ヨハネ14:15~21)
パウロが言うように、愛し合っている者は、
顔を見たい、会いたい、一緒にいたいと切望するのでね。
そして、その人と思いを一つにして、
その人が思うようにしてあげたいと。
イエスご自身が言っておられ、パウロも言っているように、
イエスは、私たちを迎えるために、
再び、来られるのですね。
そして、それまでの間、
もう一人の助け主、【聖である霊】と呼ばれる方を
私たちにお遣わしくださって、
その方によって私たちと一緒にいようと
思ってくださっているのですね。
【父である神】、【御子である神】イエスの御思いが
私たちのうちに来て、
私たちの思いも
【父である神】、【御子である神】、イエスの中に
あるようにしてくださって。
思いを一つにする者に、と。
御業(みわざ)を、日々、思い起こし、
新しく受けながら。
今日も。
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