光は、闇の中で輝くのですから

神は闇にあるものを知り、
光が御もとに宿ります。
ダニエル書2:22

光は闇の中で輝いている。ヨハネ1:5

 

 エレミヤ書1:11~19

 マタイ9:35~10:4(通読箇所)

    (ローズンゲン『日々の聖句』8/11;金・祝)

 

   ―――― α&ω  ――――

 

 聖書が啓示している神、天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
闇の中にあるものも知っておられ、
光を宿されている方。
それで、この方のおられるところ、光が輝くのですね。

 

 

 この方、天の神、【主】は、
エレミヤを預言者として立てて言われました。

 

「エレミヤ、あなたは何を見ているのか。」
私(エレミヤ)は言った。
「アーモンドの枝を見ています。」
すると【主】は私に言われた。
「あなたの見たとおりだ。
わたしは、わたしのことばを実現しようと見張っている。」
(アーモンドは1~2月ころに白い花を咲かせる。
他に先立って咲くので、「見張り」の象徴的意味を持つ。)

 

 再び【主】のことばが私にあった。
「あなたは何を見ているのか。」
私は言った。
「煮え立つ釜を見ています。
それは北からこちらに傾いています。」

 

すると【主】は私に言われた。
「わざわいが北から、この地の全住民の上に降りかかる。
今わたしは、北のすべての王国の民に呼びかけている。
——【主】のことば——
彼らはやって来て、
エルサレムの門の入り口で、
周囲のすべての城壁とユダのすべての町に向かい
それぞれ王座を設ける。
 

わたしは、この地の全住民の悪に対して
ことごとくさばきを下す。
彼らがわたしを捨てて、ほかの神々に犠牲を供え、
自分の手で造った物を拝んだからだ。

 

さあ、あなたは腰に帯を締めて立ち上がり、
わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。
彼らの顔におびえるな。
さもないと、
わたしがあなたを彼らの顔の前でおびえさせる。

 

見よ、わたしは今日、あなたを全地に対して、
ユダの王たちを、首長たち、祭司たち、民衆に対して
要塞の町、鉄の柱、青銅の城壁とする。
彼らはあなたと戦っても、あなたに勝てない。
わたしがあなたとともにいて
、——【主】のことば——
またあなたを救い出すからだ。」

 

 

 マタイのイエスについての記事は続きます。

それからイエスは、
すべての町や村を巡って、会堂で教え、
御国の福音を宣べ伝え、
あらゆる病気あらゆるわずらいを癒された。
 

また、群衆を見て深くあわれまれた。
彼らが羊飼いのいない羊の群れのように、
弱り果てて倒れていたからである。

 

そこでイエスは弟子たちに言われた。
「収穫は多いが、働き手が少ない。
だから、収穫の主に、
ご自身の収穫のために働き手を送ってくださるよう、
祈りなさい。」

 

 イエスは12弟子を呼んで、
汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。
霊どもを追い出し、
あらゆる病気、あらゆるわずらいを癒すためであった。

 

12使徒の名は次のとおりである。
まず、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、
ゼベタイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ
ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、
アルパヨの子ヤコブとタダイ、
熱心党員のシモンとイエスを裏切ったユダである。(マタイ9:35~10:4)

 

 

 天の神、【主】は、
私たちの心の闇の中にしまい込んでいる思いも
全部見ておられ、知っておられる方なのですね。

 

神の民をなっているエルサレムの住民、ユダの住民が
ご自身をないがしろにして、
自分の好む他の神々を拝み、仕えていることも。

 

それで、神、【主】は、エルサレムとユダの人々が
このまま「的外れ」な生き方を続けて
滅びに至ることがないようにと、
エレミヤを御自身の預言者として立て、
エルサレムとユダの人々に警告を発し、
ご自身に立ち返ることを勧めます。

 

もし、立ち返ることをしないで
自分の好むままに他の神々に仕えているなら、
北のすべての王国(バビロン帝国)の民に呼びかけて
エルサレムとユダに攻めて来させ、
彼らを用いてエルサレムとユダの住民にさばきを下すと。

 

 

 イエスは、
神の国(神の統治)が来ていることを人々に知らせ、
自分の思いだけで歩んでいる人々に、
神に立ち返り、神と思いを一つにして生きる生き方、
神の統治の中での生き方に帰るよう人々に知らせました。

 

そして、その働き手として、弟子の中から12人を選び、
使徒として立てられたのだそうです。
汚れた霊どもを制する権威を授け、
【父である神】の御思いのとおりに、悪霊どもを追い出し、
あらゆる病気、あらゆるわずらいを癒して
神の統治が到来していることを現すように、と。

闇の中に輝く光として。

 

 

 【父である神】は、
「われわれのかたちとして、
われわれの似姿に」(創世記1:26)人を造った、
その神の創造の目的から、
「神の一人のようになり、
善悪を知る者」(創世記3:22)になっている、
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を
処刑が終わったもの、死んだものとするために、
御子である神を人間イエスとして
私たち人間の世にお遣わしになりました。

 

エスは、およそ33歳の頃、
その【父である神】の御思いのとおりに、
神に呪われた者として、十字架刑での死刑を受けられ、
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を
処刑が終わったもの、死んだものとしてくださいました。

 

そのうえで、死んで墓に納められたイエスは、
三日目、日曜日の早朝、新しい霊のからだに復活し、
40日にわたって何度も弟子たちに現れ、
神の国のことを語った後、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天の、【父である神】の右の座に帰られました。

 

そしてその10日後、ペンテコステ(五旬節、
シナイ山での律法授与による古い契約締結の記念日)
の祭りの日に、
約束の【聖である霊】と呼ばれる方が弟子たちに来られて、
弟子たちが、
この方が心に置かれる【父である神】の御思いのとおりに
行動するという新しい契約を実行されたのですね。

 

そしてこの新しい生き方は、イエスの言葉のとおりに、
弟子たちを通して、
エルサレムから始まってユダヤとサマリヤの全土、
さらに地の果て、
東の果ての日本の私たちにまで伝えられ、
自分自身である、
「的外れ」になっている〔生まれたときからの私〕を
死んだものとしていただき、
【聖である霊】と呼ばれる方をお迎えして、
この方によって心に来る【父である神】と
思いを一つにして生きる新しい生き方が
始まっているのですね。

 

混迷がいよいよ深くなるこの世界で輝く光として。

今日も。

 

      ~~~~~~~~~~~~~~ 


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