今は、幸いを下そうと - 祝福のそよぎ

主は
もろもろの民の計画をくじかれる。詩33：10

知恵ある者はどこにいる。
学者はどこにいる。
この世の論客はどこにいる。
神はこの世の知恵を愚かなものに
なさったのではありませんか。Ⅰｺﾘﾝﾄ1：20

　Ⅰﾃｻﾛﾆｹ4：13～18
　ｾﾞｶﾘﾔ書8：9～19（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』12/ 11；土）

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　私たち、人間の立てた計画は
往々にしてだめになるのですね。

パウロは言います。
「知恵ある者はどこにいるのか。
学者はどこにいるのか。
この世の論客はどこにいるのか。
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は、
この世の知恵を愚かなものとされたではないか」と。

　自分を知恵ある者としている人の多くは、
この世界はいつまでも今のまま続くと思っており、
多くの人は、死んだ後のことは、
何にもなくなると思っているのですね。

使徒パウロは言います。
「眠っている（死んだ）人たちについては、兄弟たち、
あなたがたに知らずにいてほしくありません。
あなたがたが、望みのない他の人々のように
悲しまないためです。

イエスが死んで復活された、と私たちが信じているなら
（ということが事実であるなら）、神はまた同じように、
イエスにあって眠った人たちを、
イエスとともに連れて来られるはずです。

私たちは主イエスのことばによってあなたがたに伝えます。
生きている私たちは、
主イエスの（二度目の）来臨まで残っているなら、
眠った人たちより先になることは決してありません。

すなわち、号令と御使いの頭の声と神のラッパの響きとともに、
主イエスご自身が天から下って来られます。
そしてまず、キリストにある死者がよみがえり、
それから、（その時）生き残っている私たちが、
（一瞬にして今、着ているからだを、
復活のからだ、霊のからだに変えられ、）
彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられ、
空中で主イエスと会うのです。
こうして私たちは、いつまでも
主イエスとともにいることになります」（Ⅰﾃｻﾛﾆｹ4：13～17）と。

　天の神、万軍の【主】は言われます。
「勇気を出せ。その日以前は、
人の働きに報酬がなく、
出て行く者にも、帰って来る者にも、
敵がいるために平安がなかった。
わたしがすべての人を互いに争わせたからだ。
しかし今、わたしはこの民の残りの者に対して、
かつての日々のようではない。
——万軍の主のことば——

それは、平安の種が蒔かれ、
ぶどうの木が実を結び、
地は産物を出し、
天が露を滴したたらすからだ。
わたしはこの民の残りの者に、　

これらすべてを受け継がせる。

ユダの家よ、イスラエルの家よ。
あなたがたは国々の間で呪いとなったが、
同様に、わたしはあなたがたを救う。
あなたがたは祝福となる。
恐れるな。勇気を出せ。」

まことに、万軍の【主】はこう言われる。
「あなたがたの先祖がわたしを怒らせたとき、
わたしはあなたがたにわざわいを下そうと決意し
——万軍の【主】は言われる——
わたしは思い直さなかった。

そのように、今や再び、わたしはい
エルサレムとユダの家に幸いを下そうと決意した。
恐れるな。

これがあなたがたのなすべきことだ。
あなたがたはそれぞれ隣人となりひとに対して真実を語り、
真実と平和をもたらす公正さをもって、
あなたがたの門の中でさばきを行え。
互いに心の中で悪を謀はかるな。
偽りの誓いを愛するな。
これはわたしの憎むものだからだ。
——【主】のことば。」

　さらに、私（ｾﾞｶﾘﾔ）に次のような【主】のことばがあった。
「第四の月の断食
（エルサレムの城壁が破られたことを嘆いて）、
第五の月の断食（エルサレム神殿が破壊されたことを嘆いて）、
第七の月の断食（バビロン軍が、
残された民の総督として立てたゲダルヤが殺害され、
国が絶望的な状態になったことを嘆いて）、
第十の月（エルサレムが
バビロン軍によって包囲され始めた月）の断食は、
ユダの家にとって、嘆きではなく、楽しみとなり、喜びとなり、
うれしい例祭となる。
だから、真実と平和を愛しなさい」（ｾﾞｶﾘﾔ8：9～19）と。