帰る故郷が出来たのですから

私たちは、
先祖が皆そうであったように、
あなたの前では寄留者であり、
滞在者にすぎません。
私たちの地上での生涯は
影のようなもので、
希望などありません。
歴代誌上29:15

 

だから、私たちは落胆しません。
私たちの外なる人が朽ちるとしても、
私たちの内なる人は
日々新たにされています。
Ⅱコリント4:16

 

 ヨハネ4:19~26
 マタイ10:34~39(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』8/16;水)

 

   ―――― α&ω  ――――

 

 この地上での私たちの生活は、
寄留者、外国に滞在しているようなものなのですね。
帰るべき本国、故郷は別の所にある者として。

私たちは、この地上で影のような、
神なく、望みなく生きていた者でしたが、
聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
私たちにご自身の国の国籍を与え、
帰るべき自分の国を与えてくださいました。

 

それで私たちは、その、帰るべき国をはるかに望みつつ、
今日を生きるのですね。
希望をもって。

 

 

 また、私たちの外なる人、肉体は、
生まれ落ちたときから死に向かって歩み出しています。
そして歳とともに、古びて行き、やがて朽ち果てます。

しかし、私たちの内なる人、
天の神、【主】と思いを通い合わせながら生きている霊は、
日々新たにされ、生き生きとしていくのですね。
そして、死によってこの肉体を脱いだ後は、
エスと同じように、
新しい霊のからだを着せていただく希望をもって。

 

 

 イエスは、ユダヤからガリラヤに行こうとされたとき、
いつも、皆が通るヨルダン川の東側の道ではなく、
真っ直ぐに、サマリヤを通って行かれました。

そして、ヤコブの井戸のそばで、
人目を避けて、
人々が暑さを避けて水を汲みに来ない昼の12時頃、
水を汲みに来たサマリヤの女性と出会われました。
その女性との会話の続きです。

 

彼女は言った。
「主よ。あなたは預言者だとお見受けします。
私たちの先祖はこの山(ゲリジム山)で礼拝しましたが、
あなたがた(ユダヤ人)は、
礼拝すべき場所はエルサレムにあると言っています。」

エスは彼女に言われた。
「女の人よ、わたしを信じなさい。
この山でもなく、エルサレムでもないところで、
あなたがたが父を礼拝する時が来ます。
救いはユダヤ人から出るのですから、
わたしたちは知って礼拝していますが、
あなたがたは知らないで礼拝しています。
 

しかし、まことの礼拝者たちが、
御霊と真理によって父を礼拝する時が来ます。
今がその時です。
父はそのような人たちを、
ご自分を礼拝する者として求めておられるのです。

神は霊ですから、神を礼拝する人は、
御霊と真理によって礼拝しなければなりません。」

 

女はイエスに言った。
「私は、
キリストと呼ばれるメシアが来られることを知っています。
その方が来られるとき、
一切のことを私たちに知らせてくださるでしょう。」

エスは言われた。
「あなたと話しているこのわたしがそれです。」(ヨハネ19:19~26)

 

 

 また、マタイが記したイエスのことばは続きます。

「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、
と思ってはいけません。
わたしは、平和でなく剣をもたらすために来ました。
わたしは、人をその父に、娘をその母に、
嫁をその姑(しゅうとめ)に逆らわせるために来たのです。
そのようにして家の者たちがその人の敵となるのです。

わたしよりも父や母を愛する者は、
わたしにふさわしいものではありません。
わたしよりも息子や娘を愛する者は、
わたしにふさわしいものではありません。
自分の十字架を負ってわたしに従って来ない者は、
わたしにふさわしい者ではありません。

自分のいのちを得る者はそれを失い、
わたしのために自分のいのちを失う者は、
それを得るのです。(マタイ10:34~39)

 

 

 それで今、私たちは、
エルサレム神殿でではなく、
自分のいるすべての場所で、
この神を礼拝し、
この方との語らいの中で生きるのですね。

エスを通して来てくださる【聖である霊】、
【神の御霊】と呼ばれる方が心に置いてくださる
御思いのままに。

 

真理、まこと、今ある本当の、ある通りの自分で。
自分の十字架、
自分自身である〔生まれたときからの私〕という私の霊は
エスの処刑に合わせていただいて、
十字架刑で処刑されたもの、死んだものとして。


【聖である霊】と呼ばれる方が心に置いてくださる
【父である神】の御思いのとおりに。

天の御国に帰る、その日を望みながら。

今日も。

 

      ~~~~~~~~~~~~~~


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