良いものをあなたに任せるので、管理してもらいたい、と

わたしの民を良いもので飽かせる
——主の仰せ。
エレミヤ書31:14

 

あなたがたは、それぞれ
賜物を授かっているのですから、
神のさまざまな恵みの
善い管理者として、
その賜物を用いて
互いに仕えなさい。
Ⅰペトロ4:10

 

 列王記上3:16~28
 マタイ9:14~17(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』8/8;火)

 

   ―――― α&ω  ――――

 

  「わたしの民を良いもので、
飽きるほどに満ち足らせよう。」

それが、聖書が啓示している神、天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)が
思っておられることなのですね。

 

そして、良き管理者として、
それぞれが任せられているものを、
相手に対して、神が思っていらっしゃるとおりに用いて、
互いに仕え合うように、と。

 

 

 若い時のソロモン王は、神からの賜物の
良き管理者の模範の人のようでした。

あるとき、二人の遊女がソロモン王のところに来て、
裁判を願ったのだそうです。

列王記の記者はその時の様子を次のように記しています。

 

 そのころ、二人の遊女が王のところに来て、
その前に立った。

その一人が言った。
「わが君、お願いがございます。
実は、私とこの女とは同じ家に住んでいますが、
私はこの女と一緒に家にいるとき、子を産みました。
私が子を産んで三日たつと、この女も子を産みました。
家には私たちのほか、だれも一緒にいた者はなく、
私たち二人だけが家にいました。

 

ところが、夜の間に、この女の産んだ子が死にました。
この女が自分の子の上に伏したからです。
この女は夜中に起きて、
このはしためが眠っている間に、
私のそばから私の子を取って自分の懐に寝かせ、
死んだ自分の子を私の懐に寝かせました。

 

朝、私が子どもに乳を飲ませようとして起きると、
どうでしょう。その子は死んでいるではありませんか。
朝、その子をよく見ると、なんとまあ、
その子は私が産んだ子ではありませんでした。」

 

すると、もう一人の女が言った。
「いいえ、生きているのが私の子で、
死んでいるのがあなたの子です。」
女たちは王の前で言い合った。

 

そこで王は言った。
「一人は『生きているのが私の子で、
死んだのがあなたの子だ』と言い、
また、もう一人は
『いや、死んだのがあなたの子で、
生きているのが私の子だ』と言う。」

 

王が「剣をここに持って来なさい」と言ったので、
剣が王の前に差し出された。
王は言った。
「生きている子を二つに切り分け、
半分はこちらに、もう半分をそちらに与えよ。」

 

すると生きているこの母親は、
自分の子を哀れに思って、胸が熱くなり、
王に申し立てて言った。
「わが君、お願いです。
どうか、その生きている子をあの女にお与えください。
決してその子を殺さないでください。」

 

しかしもう一人の女は、
「それを私のものにも、あなたのものにもしないで、
断ち切ってください」と言った。

 

そこで王は宣告を下して言った。
「生きている子を初めのほうの女に与えよ。
決してその子を殺してはならない。
彼女がその子の母親である。」

 

イスラエルは、王が下したさばきを聞いて、
王を恐れた。
神の知恵が彼の内にあって、
さばきをするのを見たからである。(Ⅰ列王3:16~28)

 

 

 イエスに関するマタイの記事は続きます。

それから、ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、
「私たちとパリサイ人はたびたび断食をしているのに、
なぜあなたの弟子たちは断食をしないのですか」と言った。

 

エスは彼らに言われた。
「花婿に付き添う友人たちは、
花婿が一緒にいる間、悲しむことができるでしょうか。
しかし、彼らから花婿が取り去られる日が来ます。
そのときには断食をします。

 

だれも、真新しい布切れで
古い衣に継ぎを当てたりはしません。
そんな布切れは衣を引き裂き、
破れがもっとひどくなるからです。

 

また、人は
新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしません。
そんなことをすれば革袋は裂け、ぶどう酒は流れ出て、
革袋もだめになります。

新しいぶどう酒は新しい革袋に入れます。
そうすれば両方とも保てます。」(マタイ9:14~17)

 

  

 イエスはこのように言われ、
エスによる新しい生き方は、
今までの古い形式には収まりきれないと言われました。

 


私たちも、今までの考えや習慣の中に、
エスによる新しい生き方を押し込めるのではなく、
新しい在り方を求めていくのですね。

 

与えられているものの善き管理者として、
【聖である霊】と呼ばれる方の導きについて行って。

善いもので飽かせると仰られる方の
お扱いのお中へと。

今日も。

 

      ~~~~~~~~~~~~~~ 


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