聖である地、御国を受けるようにしてくださった方に

神はモーセに言われた。
「こちらに近づいてはならない。
履き物を脱ぎなさい。
あなたの立っている場所は
聖なる土地だからです。」出ｴｼﾞﾌﾟﾄ記3：5

揺るぎない御国を受けている私たちは、
感謝しましょう。
神に喜ばれるように、畏れ敬いながら
仕えていきましょう。ﾍﾌﾞﾙ書12：28

　ｲｻﾞﾔ書25：1～8
　ｾﾞｶﾘﾔ書5：1～11（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』12/6：月）

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　エジプトの王ファラオ（パロ）は、民に命じました。
ヘブル人（イスラエル人）の、生まれた男の子はみな、
ナイル川に投げ込まなければならない。」

それで、モーセは、三ヶ月の間、両親によって
隠されていましたが、隠しきれなくなって、
パピルスのかごに入れ、
ナイル川の葦の茂みの中に置かれました。

そして、ちょうど、水浴びに来たファラオの娘に拾われ、
モーセは王女の子として育てられました。

大人になったモーセは、同胞ヘブル人の苦役を見、
ヘブル人を打っているエジプト人を打ち殺しました。
しかし、それが王の知るところとなり、
エジプトからミデアンの地に逃げ、
ミデアンの祭司イテロのもとに身を寄せ、
その羊を飼っていました。

ある時、モーセは、その羊の群れを荒野の奥まで導いて、
神の山ホレブ（シナイ山）にやって来ました。
すると、燃えている柴が見えました。
なんと、柴は燃えているのに燃え尽きないのですね。

それで、「近寄って、この大いなる光景を見よう。
なぜ柴がもえつきないのだろう」とモーセが近づくと、
声があったのですね。
「ここに近づいてはならない。
あなたの履き物を脱げ。
あなたの立っている場所は聖なる地である」と。

そしてそこから、天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は、
ヘブル（イスラエル）人をエジプトから導き出すために
モーセをエジプトの王のもとに遣わされました。

私たちも、イエスによって揺り動かされることのない
御国を受けるようにしていただいているのですから、
感謝しつつ、敬虔と恐れをもって、
神に喜ばれる礼拝をささげ、仕えていくのですね。

イエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方によって心に来る
【父である神】の御思いが、そのとおりに成るように、と。

　イザヤは言います。
「【主】よ。あなたは私の神。
私はあなたをあがめ、御名をほめたたえます。
あなたは遠い昔から不思議なご計画を、
まことに、真実に成し遂げられました。

あなたは町を石くれの山とし、
城壁のある都を廃墟にされたので、
他国人の宮殿は町から失せ、
もう永久に建てられることはありません。
それゆえ、力強い民もあなたをほめたたえ、
横暴な国々の都もあなたを恐れます。

あなたは弱っている者の砦、
貧しい者の、苦しみの時の砦、
嵐の時の避け所、
暑さを避ける影となられました。
横暴な者たちの息は、
壁に吹き付ける嵐のようです。

砂漠の日照りのように、
あなたは他国人の騒ぎを抑えられます。
暑さが濃い雲の陰で鎮まるように、
横暴な者たちの歌は鎮められます。

万軍の【主】は、この山の上で万民のために、
脂の多い肉の宴会、良いぶどう酒の宴会、
髄の多い脂身と
よくこされたぶどう酒の宴会を開かれる。
この山の上で、
万民の上をおおうベールを、
万国の上にかぶさる覆いを取り除き、
永久に死を呑み込まれる。

【神】である主は、すべての顔から涙をぬぐい取り、
全地の上からご自分の民の恥辱を取り除かれる。
【主】がそう語られたのだ。」（ｲｻﾞﾔ25：1～8）