ご自身の豊かさを私たちに与えてくださって

主は正義と公正を愛される。詩篇33:5

 

あなたがたは、
私たちの主イエス・キリスト
恵みを知っています。
すなわち、主は富んでおられたのに、
あなたがたのために
貧しくなられました。
それは、あなたがたが、
キリストの貧しさによって
富む者となるためです。
Ⅱコリント8:9

 

 ルカ22:1~6

 マタイ27:15~30(通読箇所)

   (ローズンゲン『日々の聖句』4/5;水) 

 

    ―――― α&ω  ――――

 

 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
正義と公正を愛される方。
また恵み豊かな方。

 

それでイエスは、富んでおられる方であるのに、
その、天の栄光の座をあとにして、
私たちを富む者とするために貧しくなってくださいました。

 

その貧しさの極みである十字架刑での死刑を
受けられることになった経緯にについて、
ルカは次のように記しています。

 

 さて、過越しの祭りと言われる、
種なしパンの祭りが近づいていた。
祭司長、律法学者たちは、
エスを殺すための良い方法を捜していた。
彼らは民を恐れていたのである。
 

ところで、12人の一人で、
イスカリオテ(カリオテ出身)と呼ばれるユダに、
サタンが入った。

 

ユダは行って、祭司長たちや宮の守衛長たちと、
どのようにしてイエスを彼らに引き渡すか相談した。
彼らは喜んで、ユダに金を与える約束をした。
ユダは承知し、群衆がいないときに
エスを彼らに引き渡そうと
機会を狙っていた。(ルカ22:1~6)

 

 

 このユダの先導によって、
真夜中のゲツセマネの園でイエスを捕らえた
祭司長たちは、イエスを死刑にするため、
ローマ総督ピラトに訴え出ました。

総督官邸でのピラトの裁判の、マタイの記事は続きます。

 

ところで、総督は祭りのたびに、群衆のため
彼らが望む囚人を一人釈放することにしていた。

 

そのころ、バラバ・イエスという、
名の知れた囚人が捕らえられていた。
それで、人々が集まったとき、ピラトは言った。
「おまえたちはだれを釈放してほしいのか。
バラバ・イエスか、
それともキリストと呼ばれているイエスか。」

 

ピラトは、彼らがねたみから
エスを引き渡したことを知っていたのである。

 

ピラトが裁判の席に着いているときに、
彼の妻が彼のもとへ人を遣わして言った。
「あの正しい人と関わらないでください。
あの人のことで、私は今日、
夢で大変苦しい目にあいましたから。」

 

しかし、祭司長たちと長老たちは、
バラバの釈放を要求してイエスを殺すよう、
群衆を説得した。

 

総督は彼らに言った。
「おまえたちはふたりのうちどちらを釈放してほしいのか。」

彼らは言った。「バラバだ。」
ピラトは彼らに言った。
「では、キリストと呼ばれるイエス
私はどのようにしようか。」

彼らはみな言った。「十字架につけろ。」

ピラトは言った。
「あの人がどんな悪いことをしたのか。」

しかし、彼らはますます激しく叫び続けた。
「十字架につけろ。」

 

ピラトは、語ることが何の役にも立たず、
かえって暴動になりそうなのを見て、
水を取り、群衆の目の前で手を洗って言った。
「この人の血について私には責任がない。
おまえたちで始末するがよい。」

 

すると、民はみな答えた。
「その人の血は私たちや私たちの子どもらの上に。」

 

そこでピラトは彼らのためにバラバを釈放し、
エスをむち打ってから、
十字架につけるために引き渡した。

 

それから、総督の兵士たちは
エスを総督官邸の中に連れて行き、
エスの周りに全部隊を集めた。
 

そしてイエスが来ていた物を脱がせて、
緋色のマントを着せた。
それから彼らは茨(いばら)で冠を編んでイエスの頭に置き、
右手に葦の棒を持たせた。
そしてイエスの前にひざまずき、
ユダヤ人の王様、万歳」と言って、からかった。
またイエスに唾(つば)をかけ、
葦の棒を取り上げて頭をたたいた。(マタイ27:15~30)

 

 このように、天の栄光に包まれた【神の子】である方が、
自分を貧しくし、
訴えられるまま、嘲笑されるままを
受け取ってくださったのですね。

私たちの身代わりとなって。
罪は罰せないと止まない神の正義のゆえに。

 

 

 このイエスが受けてくださった十字架刑での死によって、
【父である神】は、
創造の目的から「的外れ」になっている
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を
死刑が終っているもの、死んだものとしてくださって、
神の正義を全うされたのだそうです。

 

そのうえで、私たちに、もう一人の助け主、
【聖である霊】と呼ばれる方をお遣わしくださるのですね。
この方によって私たちの心に
【父である神】の御思いを置き、書き記して、
私たちのうちに【父である神】の御思いがあるようにし、
私たちが【父である神】と思いを一つにして生きるようにと。

私たちが神の子の生き方、
神の国の生き方をしていくように、と。

今日も。

 

       ~~~~~~~~~~~~~~

 
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