イエスにより、新しい契約が有効になっているのですから

味わえ、見よ。
主がどんなに思いやりがあるかを。
この方に信頼を置くものは
幸いだ。
詩篇34:9(独)

 

(犯罪人の一人の言葉)
「イエス様。
あなたが御国に入られるときには、
私を思い出してください。」
エスは彼に言われた。
「まことに、あなたに言います。
あなたは今日、わたしとともに
パラダイスにいます。」
ルカ23:42~43
 

 ヨハネ19:16~30


 Ⅱコリント5:(14b~18 )19~21
 イザヤ書52:13~15、53:1~12
 コロサイ書1:13~20
 マタイ27:45~56(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』4/7聖金曜日

 

    ―――― α&ω  ――――

 

 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
思いやりのある方。

だから、
この方に信頼する者は幸いな者だと言われています。

 

強盗と殺人の罪で、
エスと一緒に
十字架刑で死刑にされている二人のうちの一人は、
最初は、皆と同じようにイエスをののしっていたのですが、
エスが黙って、静かに刑を受けている様子で、
この人は何も悪いことをしていないのに、と思い至り、
この方こそキリスト、救い主と認めて、言いました。
「あなたが御国に入られるときには、
一緒に十字架につけられていた
私を思い出してください」と。

 

十字架刑は、痛みに耐え、苦しみながら、
何日も生き続ける残酷な刑なのですね。
それなのにイエスは言われました。
「今日」と。
そして「あなたはわたしとともに、パラダイスにいる」と。

 

 

 出エジプト記12:1~14では、
神がイスラエルの民に命じられています。
陰暦の10日に一歳の子羊を取り分け、
14日まで、それをよく見守り、夕方、これを屠り、
その血を
家の2本の門柱と鴨居(かもい)に塗らなければならない。

 

そして、その夜、エジプトを出る旅支度をし、
その肉を火で焼いて、
種なしパンと苦菜を添えて食べなければならない、と。
(後に過越しの祭りとなる)

 

 イザヤ書52:13~53:12には、
多くの人の「的外れ」の責任を負い、
屠り場に引かれて行く羊のように、
黙って苦しみを受ける一人の人のことが預言されています。

 

その最初の子羊が屠られ、
神の審判を過越したイスラエルの民が
出エジプトをしてから1400年ほど後、

また、イザヤの預言から700年ほど後のこと、
エスエルサレムで十字架刑で処刑されるという事件が
起こりました。

 

マタイの記事は続きます。

こうして(ローマ兵たちは)イエスをからかってから、
マントを脱がせて元の衣を着せ、
十字架につけるために連れ出した。

 

ゴルゴダと呼ばれている場所、
すなわち「どくろの場所」に来ると、彼らはイエスに、
苦みを混ぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、
エスはそれをなめただけで、飲もうとはされなかった。
彼らはイエスを十字架につけてから、
くじを引いてその衣を分けた。

彼らは、「これはユダヤ人の王」と書かれた罪状書きを
エスの頭の上に掲げた。

そのとき、イエスと一緒に二人の強盗が、
一人は右に、一人は左に、十字架につけられていた。

 

通りすがりの人たちは、
頭を振りながらイエスをののしった。「
神殿を壊して三日で建てる人よ、
もしおまえが神の子なら自分を救ってみろ。
そして十字架から降りて来い。」

 

同じように祭司長たちも、律法学者たち、長老たちと一緒に
エスを嘲(あざけ)って言った。「
他人は救ったが、自分は救えない。
彼はイスラエルの王だ。
今、十字架から降りてもらおう。
そうすれば信じよう。
彼は神に寄り頼んでいる。
神のお気に入りなら、今、救い出してもらえ。
『わたしは神の子だ』と言っているのだから。」

 

エスと一緒に十字架につけられた強盗たちも、
同じようにイエスをののしった。

 

さて、12時から午後3時まで闇が全地をおおった。
3時ころ、イエスは大声で叫ばれた。
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」
これは、
「わが神、わが神、
どうしてわたしをお見捨てになったのですか」
という意味である。

 

そこに立っていた人たちの何人かが、
これを聞いて言った。
「この人はエリヤを呼んでいる。」

 

そのうちの一人がすぐに駆け寄り、
海綿を取ってそれに酸いぶどう酒を含ませ、
葦の棒につけてイエスに飲ませようとした。
ほかの者たちは
「待て。エリヤが救いに来るか見てみよう」と言った。

 

しかし、イエスは再び大声で叫んで霊を渡された。
すると見よ、神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
地が揺れ動き、岩が裂け、墓が開いて、
眠りについていた多くの聖なる人々のからだが生き返った。
彼らはイエスの復活の後で、
墓から出て来て聖なる都に入り、多くの人に現れた。
 

百人隊長や一緒にイエスを見張っていた者たちは、
地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れて言った。
「この方は本当に神の子であった。」

 

また、そこには大勢の女たちがいて、遠くから見ていた。
ガリラヤからイエスについて来て
仕えていた人たちであった。
その中にはマグダラのマリアヤコブとヨセフの母マリア、
ゼベダイの子たちの母がいた。(マタイ27:31~56)

 

 

 私たちも、この世にいる間、この方に信頼し、
この方の私たちに対する思いやりを味わっていくのですね。
この世を去る時には、
エスがおられるところ、
天のパラダイスに移していただけるのですから。

 

また神は、
このイエスが受けられた十字架刑での死によって、
私たちへの刑罰は
完了したものとしてくださっているのだそうですから。

 

神の創造の目的から「的外れ」になっている、
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を
死刑が済んでいるもの、死んだものと
していてくださtって。

 

そのうえで、
墓に納められ、
三日目に死人の中から新しい霊のからだに復活し、
天の【父である神】の右の座に帰られたイエスを通して、
もう一人の助け主、【聖である霊】と呼ばれる方を
お遣わしくださるのですから。

 

約束のとおりに、
この方によって私たちの心に、
ご自身の御思いを置き、書き記して、
私たちのうちに【父である神】の御思いがあるようにし、
私たちが【父である神】と一つ思いになって、
思いやり深い【父である神】がしようと思われることを
していくようにしていただけるのですから。
「新しい契約」に生きる者にと。

今日も。

 

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