約束された方は、真実な方、信頼に足る方なのですから
私の思いを一つに保ち、
あなたの名を畏れる者にしてください。詩86：11
様々な異なった教えに
惑わされてはいけません。ﾍﾌﾞﾙ13：9
ｶﾞﾗﾃﾔ書5：13～18
ﾍﾌﾞﾙ書11：32～40（通読箇所）
（ローズンゲン『日々の聖句』10/7；木）
―――― ☆ ――—―
私たちはなかなか心が定まらない者ですね。
こうしようと決心しても三日坊主に終わることが多くて。
また、ああ思い、こう思って心が一つに定まりません。
それでこの詩篇の作者は、
「あなただけが神です。
あなたの名を畏れるように、私の心を一つにしてください」
と願うのですね。
イエスに信頼する者の集まりの中にあってさえ、
様々な異なったことをいう人、教える人がいて
私たちを惑わし、神の愛から引き離そうとするのですから。
使徒パウロは言います。
「兄弟たち。あなたがたは
自由を与えられるために召されたのです。
ただ、その自由を
肉（生まれたときからの私）の働く機会としないで、
愛をもって互いに仕え合いなさい。
律法全体は、『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』
という一つのことばで全うされるのです。
気をつけなさい。
互いに、かみつき合ったり、食い合ったりしているなら、
互いの間で滅ぼされてしまいます。
私は言います。
御霊によって歩みなさい。
そうすれば肉（生まれたときからの私）の欲望を満たすことは
決してありません」（ｶﾞﾗﾃﾔ5：13～16）と。
ヘブル書11章32～40には次のように書かれています。
「これ以上、何を言いましょうか。
もし、ギデオン、バラク、サムソン、エフタ、
またダビデ、サムエル、預言者たちについて語れば、
時間が足りないでしょう。
彼らは神への信頼によって、国々を征服し、
正しいことを行い、約束のものを手に入れ、
獅子の口をふさぎ、火の勢いを消し、剣の刃を逃れ、
弱い者なのに強くされ、戦いの有志となり、
他国の陣営を敗走させました。
女たちは、
死んだ身内の者たちをよみがえらせていただきました。
また、ほかの人たちは、
もっとすぐれたよみがえりを得るために、
釈放されることを拒んで拷問を受けました。
また、ほかの人たちは嘲られ、むち打たれ、
さらに鎖につながれて牢に入れられる経験をし、
また、石で打たれ、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、
羊や山羊の皮を着て歩き回り、
困窮し、圧迫され、虐待されました。
この世は彼らにふさわしくありませんでした。
彼らは荒野、山、洞穴、地の穴をさまよいました。
これらの人たちはみな、
その神への信頼によって称賛されましたが、
約束されたものを手に入れることはありませんでした。
神は私たちのために、
もっとすぐれたものを用意しておられたので、
私たちを抜きにして、彼らが完全な者にされることは
なかったのです。」（ﾍﾌﾞﾙ11：32～40）
この人たちは、その神への信頼を称賛されていますが、
神は私たちを抜きにして、先に、彼らだけに約束のものを
与え、完全な者にしようとは思っていらっしゃらないようです。
私たちを待っていて、私たちと一緒に彼らも
約束のものを手に入れさせ、完全な者にしようと
していてくださっているようです。
パウロが言うように、
イエスは私たちに自由を与えてくださいました。
その自由を、
肉（生まれたときからの私）の思いを実現するために
用いるのではなく、
御霊によって歩む、
【聖である霊】と呼ばれる方が心に置いてくださる
【父である神】の御思いを実現するために用いるように、と。
【父である神】が「わたしの霊」と言われ、
「神の御霊」とも呼ばれる【聖である霊】と呼ばれる方は、
イエスをとおして私たちに来られ、
私たちの心に
【父である神】の御思いを置き、書き記してくださって、
私たちが神と思いを一つにし、
神が思っていらっしゃるとおりに行動するようにしてくださる、
のだそうですから。
（（ｴﾚﾐﾔ31:31～34、ｴｾﾞｷｴﾙ36:25～28、ﾖﾊﾈ17:：21～23）
神は、神に信頼して歩んだあの先輩たちと一緒に
私たちに約束のものを与え、
完全な者にしてくださるのですから。
心を定め、思いを一つに保ち、
約束のものを目指して。
今日も。
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