わがたましいよ、主をほめたたえよ。
主が良くしてくださったことを
何一つ忘れるな。詩103：2（9/5の週の聖句）
主はこう言われる。
あなたの泣く声を、
目の涙を抑えなさい。
あなたの労苦には
報いがあるからだ。ｴﾚﾐﾔ書31：16
昼も夜もご自分に叫び求める
選ばれた人たちのために
裁きを行わずに、
彼らをいつまでも
放って置かれることがあろうか。ﾙｶ18：7
ﾛﾏ書8：14～17
詩篇119：137～144（通読箇所）
（ローズンゲン『日々の聖句』9/5；Ⅰ日曜）
―――― ☆ ――—―
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）。
この方が私たちに良くしてくださったこと、
それを何一つとして忘れないと
この詩人はうたうのですね。
この方が、私のすべての咎を赦し、
すべての病を癒し、
私のいのちを穴から贖ってくださるのですから。
恵みとあわれみの冠をかぶらせ、
一生を、良いもので満ち足らせて。
それで、神である【主】は言われます。
「あなたの泣く声、あなたの目の涙を止めよ。
あなたの労苦には報いがあるからだ」と。
この方が、昼も夜もご自身に叫び求めている、
選ばれた者たちためにさばきを行われないで、
放っておかれることはなく、
速やかにさばきを行ってくださるのですから。
【父である神】は、神の御子であられる方を
人間イエスとして、この人の世にお遣わしになりました。
王宮にでも、権力者、大富豪家にではなく、
ナザレの貧しい大工の子として、
飼葉おけの中で、布にくるまって寝かせられて。
【父である神】は、
このイエスを私たちの身代わりとして立て、
およそ33歳の頃、十字架刑で処刑して、
私たちの「的外れ」になっている
〔生まれたときからの私〕という霊を
処刑が終わっているものとするために。
そして、墓に納められたイエスを、
三日目、日曜日の早朝、新しい霊のからだに復活させ、
40日にわたって何度も弟子たちに現れさせ、
イエスが確かに生きていることを証明したのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天のご自身の右の座に着かせなさいました。
そして、このイエスを通して、もう一人の方、
【聖である霊】と呼ばれる方を私たちにお遣わしになり、
この【聖である霊】と呼ばれる方によって私たちの心に
ご自身の御思いを置き、
私たちのうちにご自身の御思いがあるようにし、
私たちがご自身と思いを一つにして生きることが
できるようにと。
神の子の身分、神の子の生き方を与えて。
それで私たちも、イエスが「父」と呼んでいた方に対して、
イエスを通して「アバ、父よ」と呼びかけるのですね。
【聖である霊】と呼ばれる方ご自身が、私たちの霊とともに、
私たちが神の子どもとしていただいていることを
証ししてくださいます。
相続権を持つ子、
イエスと栄光をともに受けるために苦難もともにし、
イエスと共同で御国を相続する者に。（ﾛﾏ8：14～17）
それゆえ、私たちもこの方に向かって歌います。
「【主】よ あなたは正しくあられます。
あなたのさばきは真っ直ぐです。
義をもって あなたはさとしを与えられました。
この上もない真実をもって。
私の激しい思いは私を滅ぼし尽くすほどです。
私の敵があなたのみことばを忘れているからです。
あなたのみことばは 良く錬られています。
あなたのしもべはそれを愛しています。
私は取るに足りない者で 蔑まれています。
しかし あなたの戒めを忘れてはいません。
あなたの義のわざは 永遠の義
あなたのみおしえは まことです。
苦難と窮乏が私に襲いかかっています。
しかし あなたの仰せは私の喜びです
あなたのさとしは 永遠に義です。
私に悟らせ 私を生かしてください」と。（詩篇119：137～144）
この方が、今まで、良くしてくださったこと、
今、良くしてくださっていること、
そして、これから、もっと良くしてくださることを覚えながら。
【聖である霊】と呼ばれる方によって
【父である神】がしようと思われることをしていく、
神の子の歩みの中を。
この新しい週も。
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