大祭司として来られたイエスによって

人の子は、
仕えられるためではなく仕えるために、
多くの人の身代金として
命を献げるために来た。

        マタイ20:28(3/26の週の聖句)
 

(神殿奉献の際のソロモンの言葉)
神は果たして
地上に住まわれるでしょうか。
列王記上8:27
 

いまだかつて、神を見た者はいない。
父の懐にいる独り子である神、
この方が神を示されたのである。
ヨハネ1:18

 

 ヘブル書5:(1~6)7~9(10)
 詩篇69:1~16(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』3/26;Ⅳ日曜)

 

   ―――― ☆  ――――

   

 イエスは、弟子たちに言われました。

「あなたがたも知っているとおり、
異邦人の支配者たちは人々に対して横柄にふるまい、
偉い人たちは人々の上に権力を振るっています。

あなたがたの間では、そうであってはなりません。
あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、
皆に仕える者になりなさい。
あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、
皆の僕(しもべ)になりなさい。

人の子(イエスご自身のこと)が、
仕えられるためではなく仕えるために、
また多くの人のための贖(あがな)いの代価として、
自分のいのちを与えるために来たのと、
同じようにしなさい」と。

 

 

 父、ダビデ王に代わって
イスラエルの王となったソロモンは、
父の遺言のとおりにエルサレム神殿を立て終えました。
その神殿奉献の時、神に祈って言いました。

「神は、はたして地の上に住まわれるでしょうか。
実に、天も、天の天も、
あなたをお入れすることはできません。
まして私が建てたこの宮など、なおさらのことです」と。

 

しかし、その神、【御子である神】が、
天の栄光の座をあとにして人の世に来られました。

神の子として仕えられるためではなく、
人間に仕えるために、
多くの人の「的外れ」の責任を引き受け、
すべてのン人の身代わりとなって、
神に呪われた者となり、
十字架刑での処刑を受けるために来られて。

 

【父である神】を、その御愛を示し、実現するために。
大祭司として、動物の血ではなく、ご自分の血を献げて。
ヘブル書の筆者が記しているように。

 


 大祭司はみな、人々の中から選ばれ、
人々のために神に仕えるように、
すなわち、ささげ物といけにえを罪のために献げるように、
任命されています。

 

大祭司は自分自身も弱さを身にまとっているので、
無知で迷っている人々に優しく接することができます。

また、その弱さのゆえに、民のためだけではなく、
自分のためにも、罪のゆえに
ささげ物を献げなければなりません。

 

また、この栄誉は自分で得るのではなく、
アロンがそうであったように、神に召されて受けるのです。
 

同様にイエスも、大祭司となる栄誉を自分で得たのではなく、
「あなたはわたしの子、
わたしが今日、あなたを生んだ」と語りかけられた方が、
それをお与えになったのです。

 

別の箇所でも、
「あなたはメルキゼデクの例に倣い、
とこしえに祭司である」と言っておられるとおりです。

 

エスは、肉体をもって生きている間、
自分を死から救い出すことができる方に向かって、
大きな叫び声と涙をもって祈りと願いをささげ、
その敬虔のゆえに聞き入れられました。

 

エスは御子であられるのに、
お受けになった様々な苦しみによって従順を学び、
完全な者とされ、
ご自分に従うすべての人にとって永遠の救いの源となり、
メルキゼデクの例に倣い、
神によって大祭司と呼ばれました。」(ヘブル5:1~10)

 

 

 ダビデはうたいます。

神よ 私をお救いください。
水が喉にまで入って来ました。
私は深い泥沼に沈み
足がかりもありません。
私は大水の底に陥り
本流が私を押し流しています。
私は叫んで疲れ果て

喉は渇き
目も衰え果てました。
私の神を待ちわびて。
 

ゆえなく私を憎む者は
私の神の毛よりも多く
私を滅ぼそうとする者
私の敵 偽り者は強いのです。
私は 奪わなかった物さえ
返さなければならないのですか。
 

神よ あなたは私の愚かさをご存じです。
私の数々の罪過は あなたに隠されていません。
万軍の【神】 主よ あなたを待ち望む者たちが
私のために恥を見ないようにしてください。
イスラエルの神よ あなたを慕い求める者たちが
私のために卑しめられないようにしてください。
あなたのことで 私はそしりを受け
恥辱が私の顔をおおっているのです。
私は自分の兄弟から のけ者にされ
母の子らには よそ者となりました。
それは あなたの家を思う熱心が
私を食い尽くし
あなたを嘲る者の嘲りが
私に降りかかったからです。
 

私が断食し わが身を泣き悲しむと
それが私への嘲りのもととなりました。

私が粗布を自分の衣とすると
私は彼らの物笑いの種となりました。
門に座る者たちは私のうわさ話をし
私は酔いどれの歌になりました。
 

しかし私は 【主】よ。あなたに祈ります。
神よ みこころの時に
あなたの豊かな恵みにより
御救いのまことをもって 私に答えてください。
私を泥沼から救い出し
沈まないようにしてください。
私を憎む者どもから 大水の底から
救い出し手ください。
本流が私を押し流さず
深い淵が私を呑み込まず
穴が私の上で口を閉じないようにしてください。
 

【主】よ 私に答えてください。
いつくしみ深い あなたの恵みのゆえに。
あなたのあわれみの豊さにしたがって
私に御顔を向けてください(詩篇69:1~16)と。
 

私たちも、この大祭司として来てくださったイエスによって、
その、献げてくださった血(いのち)によって
「的外れ」な私を処分していただき、
神の子として、

エスのように、また、このダビデのように
【父である神】に叫び、訴えながら。

この新しい週も。

 

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