私の思いではなく、あなたの御思いが成りますようにと、願いながら

モーセが手を海へと伸ばすと、
主は強い東風で
海を押し戻された。
出エジプト記14:21

 

信仰によって、
人々は渇いた陸地を行くのと同じように
紅海を渡りました。
ヘブル書11:29
 

 サムエル記上17:38~51
 歴代誌上21:15~22:1(通読箇所)

   (ローズンゲン『日々の聖句』8/30;火)

 

     ―――― ☆  ――――

 

 エジプトを脱出したイスラエルの人々。
前は紅海(葦の海)、
うしろには、追って来たエジプトの戦車部隊。

 

その絶体絶命の状態の中で、民は大いに恐れ、
モーセに言いました。
「エジプトに墓がないからといって、荒野で死なせるために、
あなたはわれわれを連れて来たのか。
われわれをエジプトから連れ出したりして、
いったい何ということをしてくれたのだ。
エジプトであなたに、
『われわれのことはかまわないで、
エジプトに仕えさせてくれ』と言ったではないか。
実際、この荒野で死ぬよりは、
エジプトに仕えるほうがよかったのだ」と。


 

しかし、天の神、【主】はモーセに言われました。
「なぜ、あなたはわたしに向かって叫ぶのか。
イスラエルの子らに、前進するように言え。
あなたは、あなたの手を海の上に伸ばし、海を分けなさい。
そうすれば、イスラエルの子らは
海の真ん中の乾いた地面を行くことができる。」

 

それで、神が言われるとおりに、
モーセが手を海へと伸ばすと、
神、【主】は、一晩中、強い東風で海を押し戻し、
海を乾いた地とされ、水は分かれた。
イスラエルの子らは、海の真ん中の乾いた地面を進んで、
向こう岸へ渡ったのですね。

 

 

 

 イスラエル第1代の王サウルの時代、
攻め寄せて来たペリシテ軍とこれを迎えるイスラエル軍
その時、
ペリシテ軍からゴリヤテという代表戦士が出て来て、
イスラエル軍に戦いを挑みました。
しかし、イスラエル軍には彼に対することができる者がなく、
彼を恐れて身を隠すだけでした。

 

 
野で父の羊を飼っていた少年ダビデ
父エッサイの言いつけで、戦いに出ている3人の兄たちの
安否を尋ねに戦場にやって来たとき、
また、あのゴリヤテがペリシテ人の陣営から出て来て
戦いを挑みました。
 

「何のために、おまえたちは出て来て、
戦いの備えをするのか。
おれはペリシテ人
おまえらはサウルの奴隷どもではないか。
一人を選んで、おれのところへよこせ。
おれと戦っておれを殺せるなら、
おれたちはおまえらの奴隷になる。
だが、おれが勝ってそいつを殺したら、
おまえらがおれたちの奴隷になって、
おれたちに仕えるのだ。」

 

それでダビデは、自分の杖を手に取り、
川から五つの滑らかな石を選んで、
それを羊飼いの使う革袋、投石袋の中に入れ、
石投げを手にし、そのペリシテ人に近づいて行った。

ペリシテ人は、ダビデに目を留めて彼を見つめ、
彼を蔑(さげす)んだ。
ダビデが血色の良い、
姿の美しい少年だったからである。

 

ペリシテ人は言った。
「おれは犬か。杖を持って向かって来るとは。」
ペリシテ人は自分の神々によってダビデを呪った。
ペリシテ人ダビデに言った。
「さあ、来い。
おまえの肉を空の鳥や野の獣にくれてやろう。」

 

ダビデペリシテ人に言った。
「おまえは、剣と槍と投げ槍を持って私に向かって来るが、
私はおまえがそしったイスラエルの戦陣の神、
万軍の【主】の御名によって、おまえに立ち向かう。
今日、【主】はおまえを私の手に渡される。
私はおまえを殺しておまえの頭を胴体から切り離し、
今日、ペリシテ人の軍勢の屍(しかばね)を、
空の鳥、地の獣に与えてやる。
すべての国は、イスラエルに神がおられることを知るだろう。
ここに集まっているすべての者も、
剣や槍がなくても、【主】が救いをもたらすことを知るだろう。
この戦いは【主】の戦いだ。
主は、おまえたちをわれわれの手に渡される。」

 

そのとき、ペリシテ人ダビデのほうに近づき始めた。
ダビデは、すばやく戦場を走って行き、
ペリシテ人に立ち向かった。
ダビデは手を袋の中に入れて、石を一つ取り、
石投げでそれを放って、ペリシテ人の額を撃った。
石は額に食い込み、彼はうつぶせに地面に倒れた。
ダビデは石投げと石一つでこのペリシテ人に勝ち、
そのペリシテ人を撃って、彼を殺した。

 

ダビデの手に剣はなかったが、
ダビデは走って行って、ペリシシテ人の上に立ち、
彼の剣を奪って鞘から抜き、
とどめを刺して首をはねた、(Ⅰサムエル17:4~51)。
ただ、神、主を信頼し、出て行って。

 

 

 

 そのダビデが、晩年、
国も安定し、平和であるのに、民を数えることを思い立ち、
家臣たちが止めるのも聞かず、それを決行しました。

 

それで、神、【主】の怒りが民に臨み、
疫病で多くの人が死ぬことになりました。

 

神はエルサレムを滅ぼそうと、御使いを遣わされた。
【主】は御使いが滅ぼしているのを見て、
わざわいを下すことを思い直し、
滅ぼす御使いに言われた。
「もう十分だ。手を引け。」

 

ダビデが目を上げると、
【主】の使いが天と地の間に立ち、
抜身の剣を手に持って、
エルサレムのほうに伸ばしているのを見た。

 

ダビデと長老たちは粗布(あらぬの)で身をおおい、
ひれ伏した。

ダビデは神に言った。
「民を数えよと命じたのは私ではありませんか。
罪があるのはこの私です。私が悪を行ったのです。
この羊の群れがいったい何をしたというのでしょう。
わが神、【主】よ。
どうか、あなたの御手が、
私と私の父の家に下りますように。
あなたの民を疫病に渡さないでください。」

 

そこで、【主】の使いは、ダビデにこう伝えるよう、
預言者ガドに言った。
ダビデは上って行って、
エブス人オルナンの(小麦を打つ)打ち場に、
【主】の祭壇を築かなければならない。」

 

神、【主】は、こうしてダビデの失敗、罪をとおして、
このオルナンの小麦のうち場に【主】の祭壇が築かれ、
この場所にエルサレム神殿が建つように
導かれました。(Ⅰ歴代21:1~22:1)

 


私たちも、イエスを通して来てくださっている
【聖である霊】と呼ばれる方が私たちの心に置いてくださる
【父である神】の御思いのとおりに踏み出してみるなら、
そこで、神の御業を見ることになるのですね。

神は、私たちの失敗も益に変えてくださる
あわれみ深い方なのですから。

今日も。

 

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