天の栄光の座をあとにして、低く、低く、降りて来てくださって

多くを与えられた者はみな、
多くを求められ、
多く任された者は、
さらに多くを要求されます。
ルカ12:48b(8/14の週の聖句)


誰が、主、私たちの神と同じだろうか。
高いところに座し、
天と地を深いとここからご覧になる。
(ちり)から
弱いものを起こされる。
詩篇113:5~7

 

神のかたちであったイエス・キリストは、
神と等しくあることを、
奪ってでも得るべき利益とは
みなされなかった。
そうではなく、ご自身を手放され、
僕の形を取られて
人と同じになられた。
フィリピ書2:6~7

 

 フィリピ書3:(4b~6)7~14
 詩篇53(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』8/14;Ⅱ日曜)

 

    ―――― ☆  ――――


 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
私たち人間を、大量生産のビスケットのように、
機械的に均一に造られたのではなく、
一人ひとり違っている、個性的なものとして
創造してくださっているのだそうです。


それで、私たち一人ひとり、
みんな、能力や環境、立場が異なります。


そして、多くを与えられている者は、
それだけ、多くを求められ、
多くを任された者は、
それだけ、多く要求される方なのだそうです。
1タラントを与えたものには1タラントの結果を、
5タラント与えたものには、5タラントの結果を求められて。

 


 この方、天の神、【主】は、
天の高い御位に座しておられる方なのですが、
地の深いところにまで身を低くして、
最も低いところから天と地をご覧になられる方。


【御子である神】は、
神のかたち、神の御姿であられる方なのに、
その立場にしがみつくことはしないで、ご自身を手放され、
【父である神】の御思いを受けて、神としての在り方を捨て、
しもべの姿となり、人間イエスとなられたのだそうです。

 

人間の中でも、身分の高い者、裕福な者ではなく、
貧しく、見るべき姿も輝きも、
人々が慕うような見栄えもなく、
(さげす)まれ、人々からのけ者にされ、
悲しみの人で、私たちの病を負い、
痛みを担って(イザヤ53:1~4)。

 

そのうえ、神に呪われたものとして
十字架刑で死刑にされ、
黄泉(よみ)の深いところにまで下られて。

 


 それで、このイエス使徒とされたパウロも言います。

「私は生まれてから八日目に割礼を受け、
イスラエル民族、ベニヤミン部族の出身、
ヘブル人の中のヘブル人、
律法についてはパリサイ人、
その熱心については教会を迫害したほどであり、
律法による義については非難されるところがない者でした。
 

しかし私は、
自分にとって得であったこのようなすべてのものを、
キリストのゆえに損と思うようになりました。
 

それどころか、私の主
キリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、
私はすべてを損と思っています。
私はキリストのゆえにすべてを失いましたが、
それらはちりあくただと考えています。

 

それは、私がキリストを得て、
キリストにある者と認められるようになるためです。
私は律法による自分の義ではなく、
キリストを信じることによる義、
すなわち、信仰(神への信頼)に基づいて
神から与えられる義を持つのです。

私は、キリストとその復活の力を知り、
キリストの苦難にあずかって、
キリストの死と同じ状態になり、
何とかして死者の中からの復活に達したいのです。

私はすでに得たのでもなく、
すでに完全にされているのでもありません。
ただ捕らえようとして追及しているのです。

そして、それを得るようにと、
キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。

兄弟たち。私は、自分が
すでに捕えたなどと考えてはいません。
ただ一つのこと、すなわち、
後のものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、
キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、
その賞をいただくために、
目標を目指して走っているのです」と。(ピリピ:5~14)

 


 私たちも、与えられた場で、
パウロのように前に向かって身を伸ばし、
上に召してくださるという目標を目指して走るのですね。

 


次のように歌いながら。
愚かな者は心の中で「神はいない」と言う。
彼らは腐っている。忌まわしい不正を行っている。
善を行う者はいない。
神は天から人の子らを見下ろされた。
悟る者、神を求める者がいるかどうかと。
彼らはことごとく背き去り、
だれもかれも無用なものとなった。
善を行う者はいない。
だれ一人いない。
 

不法を行う者たちは知らないのか。
彼らは、わたしの民を食らいながらパンを食べ、
神を呼ばない。
見よ、彼らは恐れのないところで、大いに恐れた。
神が、あなたに陣を張る者の骨を散らされたのだ。
あなたは彼らを辱(はずかし)めた。
神が彼らを捨てられたのだ。
ああ、イスラエルの救いがシオンから来るように。
神が御民を元どおりにされるとき
ヤコブは楽しめ、イスラエルは喜べ」(詩篇53)と。

 

 

このイエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方が心に置いて下さる
【父である神】の御思いの中を。

この新しい週も。

 

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