死の向こうにある、永遠のいのちの中へ

キリストは死の力を打ち破り、
福音を通して不滅の命を
現してくださいました。Ⅱﾃﾓﾃ1：10b（9/19の週の聖句）

怒りをやめ、憤りを捨てよ。
憤慨するな。
それにより悪を行わないためだ。詩37：8

ご覧なさい。
どんな小さな火でも
大きな森を燃やしてしまう。
舌は火です。ﾔｺﾌﾞ書3：5～6

　Ⅱﾃﾓﾃ1：7～10
　詩119：153～160（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』9/19；Ⅲ日曜）

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　イエスは、ご自身が死んで、新しい霊のからだに
復活することによって死の力を滅ぼし、
その良い知らせ、喜びのおとずれによって不滅のいのち、
死んでも死なないいのちを現し、
私たちにはっきりと示してくださいました。

ご自身が十字架刑で死ぬことによって、
私たちの、私自身である、〔生まれたときからの私〕を
死んだものとしてくださって。

そして、墓に納められ、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しい霊のからだに復活することによって
死からの復活の初穂となられ、
私たちにも復活する希望を与えて。

復活されたイエスは、
40日にわたって何度も弟子たちにご自身を現し、
ご自分が確かに生きていることを証明したのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天の、【父である神】の右の座の位に着かれました。

【父である神】は、このイエスを通して
もう一人の助け主、【聖である霊】と呼ばれる方を
私たち人間にお遣わしになり、

この【聖である霊】と呼ばれる方によって、
私たちの心にご自身の御思いを置き、書き記して、
私たちのうちにご自身の御思いがあるようにし、
私たちが、〔生まれたときからの私〕という霊から出てくる
思いによってではなく、
この【聖である霊】と呼ばれる方から来る
【父である神】の御思いで生きるように
してくださるのだそうです。

それで私たちは、この私自身、
私の〔生まれたときからの私〕という霊から出てくる
怒り、憤いきどおり、憤慨、腹立ち、その怒りから出てくる言葉を、
「死んだものから出て来た思いである」として、
イエスの御前に差し出し、見ていただき、
受け取っていただきながら、
【父である神】の御思いを求めていくようになるのだそうです。
悪に対して悪をもって返すことをやめ、
復讐は神の怒りにゆだねて、
悪に対して善をもって答えて、相手の頭の上に
燃える炭火を積み上げるようにして。（ﾛﾏ12：17～21）

怒りから出てくる言葉は、火が大きな森を焼き尽くすように、
自分自身を、そして周りの人間関係を
焼き尽くしてしまうのですから。

　【父である神】は、私たちを救い、
また、聖なる招きをもって召してくださいました。

それは私たちの働きによるのではなく、
ご自分の計画と恵みによるものでした。
この恵みはキリスト・イエスにおいて、私たちに、
永遠の昔に、天地が造られる前から与えられ、
今、私たちの救い主キリスト・イエスの現れによって
明らかにされました。

イエスは死を滅ぼし、福音、良い知らせによって
いのちと不滅を明らかに示されたのです。（Ⅱﾃﾓﾃ1：7～10）

　この方は、私の苦しみをご覧になり、
私を助け出してくださる方。
私の言い分を取り上げ、贖あがなってくださる方。
ご自身の御思いにしたがって、
恵みによって私を生かしてくださる方。

この方のみことばは真実、
その義のさばきはことごとく、
とこしえにいたるのだそうですから。（詩篇119：153～160）

　私たちも、私たち自身から出てくる思い、
怒りや憤いきどおりも、その一つ一つを
イエスの御前に投げ捨てながら、
イエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方が心に置いてくださる
【父である神】の御思いによって生きて。
不滅のいのちの中へと。

この新しい週も。

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