ただ、神の恵みによって今日あるを得て

わたしは良い羊飼いである。
わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。
わたしは彼らに永遠の命を与える。
ヨハネ10:11a、27~28a(4/18の週の聖句)

 

ダビデ王は言った。
主なる神よ、何故私を、私の家などを、
ここまでお導きくださったのですか。
サムエル記下7:18

 

パウロは書く:
私に与えられた神の恵みは
無駄になりませんでした。
Ⅰコリント5:10

 

 Ⅰペトロ2:21b~25
 詩23(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句4/18、Ⅲ日曜)

 


 イエスは言われます。
「わたしは良い羊飼いである」と。
それで、イエスの所有となった者、
エスの世話を受ける者は、イエスの声を聞き分け、
エスの声について行くようになるのだそうです。

 

 イエスは、ご自分についてくる者を
永遠のいのち、神との親しい交わりの中へ
連れて行ってくれるのだそうですから。

 

 

 神である主が、父親の羊を飼っていた少年ダビデを導いて
イスラエルの王とし、
さらに「あなたの家とあなたの王座は、
あなたの前にとこしえまでも確かなものとなり、
あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ」と
宣言してくださったとき、ダビデ王は言いました。

「【神】、主よ、私はいったい何ものなのでしょうか。
私の家はいったい何ものなのでしょうか。
あなたが私をここまで導いてくださるとは。」


 使徒パウロも言うのですね。
「十字架刑で処刑されて死に、墓に葬られ、
三日目に、新しい霊のからだに復活されたイエスは、
月足らずで生まれた者のような私にも現れてくださいました。
私は使徒の中で最も小さい者であり、
神の教会を迫害したのですから、
使徒と呼ばれるに値しない者です。

ところが、私とともにあって働いた神の恵みによって、
私は今の私になりました。
私に対するこの神の恵みは無駄になりませんでした」と。

 

 

 ペテロが言うように、わたしたちも言います。
イエス・キリストも私たちのために苦しみを受け、
その足跡に従うようにと、
私たちのために模範を残されました。
イエス・キリストは罪を犯したことがなく、
その口に欺(あさむ)きもなかった。
ののしられてもののしり返さず、
苦しめられても、脅(おど)すことをせず、
正しくさばかれる方にお任せになった。
キリストは自ら十字架の上で、
私たちの罪をその身に負われた。
それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。

 

その打ち傷のゆえに、私たちは癒(いや)された。
私たちは羊のようにさまよっていた。
しかし今や、自分のたましいの牧者であり、
監督者である方のもとに帰ったのです」と。

 

 

 それで私たちも、ダビデ王とともに
この歌を歌いながら進むのですね。

「【主】は私の羊飼い。

私は乏(とぼ)しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、
いこいのみぎわに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、
御名のゆえに、私を義の道に導かれます。
 

たとえ、死の陰の谷を歩むとしても
私はわざわいを恐れません。
あなたがともにおられますから。
あなたのむちとあなたの杖
それが私の慰めです。
 

私の敵をよそに、あなたは私の前に食卓を整え
頭に香油を注いでくださいます。
私の杯は あふれています。
まことに 私のいのちの日の限り
いつくしみと恵みが 私を追って来るでしょう。
私はいつまでも 【主】の家に住まいます」と。


 私の羊飼いであるイエスの声を聞き分けながら。

この新しい週も。

 

 

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