知恵のある、悟りのある偉大な国民に

主はモーセに言われた。
「あなたと共にいるこの民は皆、主の業を見るであろう。」出エジプト記34:10
 
 多くの人々はイエスの教えを聞いて、驚いて言った。
この人が授かったこの知恵と、
その手で行われるこの奇跡はいったい何か。
この人は大工で、マリアの息子ではないか。」マルコ6:2~3
 
        (ローズンゲン日々の聖句8/31;月)
 
 天の神、主が、モーセと共におられて、モーセを通して大いなる業をなされ、モーセと共に、確かに、生ける神がおられることを民に見せられたのだそうですね。
 
 イエスとその家族を、イエスの幼い時から知っている郷里の人たちは、イエスの語るその言葉、その知恵、道徳性の高さ、イエスを通して現される、病気の者、弱い者、打ちひしがれている者に対する愛の御業を見て、驚き怪しんだのだそうですね。
 ヒューマニズムの思想の発達した現代ではなく、今から4000年ほど前のこと、
天の神、主は、エジプトを脱出したイスラエルの民に命じておられるのですね。
「7年の終わりごとに、負債の免除をしなければならない。...
その免除のしかたは次のとおりである。
貸し主はみな、その隣人に(となりびと)に貸したものを免除する。その隣人やその兄弟から取り立ててはならない。主が免除を布告しておられる。外国人からは取り立てることができるが、あなたの兄弟が、あなたに借りているものは免除しなければならない。
そうすれば、あなたがたのうちに貧しい者がなくなるであろう。あなたがたの神、主が相続地としてあなたがたに与えて所有させようとしておられる地で、主は、必ずあなたを祝福される。
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あなたの神、主は、あなたに約束されたようにあなたを祝福されるから、あなたは多くの国々に貸すが、あなたが借りることはない。またあなたは多くの国々を支配するが、殻らがあなたを支配することはない。
あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地で、あなたのどの町囲みの内ででも、あなたの兄弟のひとりが、もし貧しかったなら、その貧しい兄弟に対して、あなたの心を閉じてはならない。また手を閉じてはならない。進んであなたの手を彼に開き、その必要としているものを十分に貸し与えなければならない。
あなたは心に邪念をいだき、『第七年、免除の年が近づいた』と言って、貧しい兄弟に物惜しみして、これに何も与えないことのないように気をつけなさい。その人があなたのことで主に訴えるなら、あなたは有罪となる。
必ず彼に与えなさい。また与えるとき、心に未練をもってはならない。このことのために、あなたの神、主は、あなたのすべての働きと手のわざを祝福してくださる。
貧しい者が国の内から絶えることはないであろうから、わたしはあなたに命じて言う。『国のうちにいるあなたの兄弟の悩んでいる者と貧しい者に、必ずあなたの手を開かなければならない。』(申命記15:1~11新改訳) 
 
 このような思想を持つ方が、私たちに代わり、私たちのそむきの罪を背負って十字架刑で処刑されて下さったイエスの死を通して私たちの内に「聖である霊」と呼ばれる方を派遣して下さって、「私の神」となって下さり、この方によって御自身のの御思いを、これを承諾する者の心に書き付けて下さり(エゼキエル36:26)、この方と一つ思い、一つ心になって生きていかせて下さるのだそうです。
今日も。
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