私たちの悪に対しても善をもって報いて下さっているのですね。あの方

ルベンは
兄弟に言った。
「血を流してはならない」
創世記37:22
 
 
 だれも、
悪をもって
悪に報いることのないように
気をつけなさい。
 
お互いの間でも、
すべての人に対しても、
いつも
善を行うよう
努めなさい
Ⅰテサロニケ5:15
 
 
 (ローズンゲン日々の聖句3/28;金)
 
 
ヤコブの4人の妻から生まれた12人の息子たち。
父親の偏愛のゆえに
10人の兄たちに憎まれ、
ついに殺されそうになった11番目の息子ヨセフ。
 
長子ルベンがこれをとどめたので
ヨセフは
殺されるのをまぬがれたのだそうですが、
 
ヨセフを殺さなかったことが
後に
自分達の救いとなったのだそうですね。
 
飢饉に襲われ、
食料がなくなり、
エジプトに食料を求めていった兄弟たちは、
エジプトの地で
王に次ぐ宰相の地位に上り詰めたヨセフに
再開し、
 
殺そうとしたことも赦してもらい、
飢饉から救われたのみならず、
この地で
70人の一部族が、
戦いに出られる壮年の男子だけで60万人の
民族としてのイスラエル
成長していったのだそうですから。
 
私たちも、
殺されそうになることは少ないとしても、
悪意をもって接せられることが
ままあります。
 
そんな時、
私たちは、
「目には目を。歯には歯を」ではなく、
 
力さえあれば
7倍にも、77倍にもやり返したいものですが、
 
あの方は、
私たちの悪に対して
悪をもって報いることをしないで、
 
善を用意して
招いて下さっているのだそうですね。
 
御子である方は、
自分を十字架につけ、
罵倒し、あざける人たちのことを、
「父よ、彼らをお赦しください。
彼らは何をしているのか自分で分からないのです」と
執り成されたのだそうです
(ルカ23:34)。
 
そして、
この方の執り成しは、
「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい」から、
イエスを十字架に付けろと
ローマ総督ピラトに迫った
ユダヤの人々さえも
赦して余りあるのだそうです。
 
「聖である霊」と呼ばれる方によって、
私たちの心に来る
あの方の御思いは、
 
悪に対して
悪をもって報いる思いではなく、
善をもって報いる思いなのだそうです。
 
今日も。
 
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